著者 板東忠信 初版 キリスト紀元２０１５年８月１５日 発行所 文芸社
感想 Ｐ２３：米を食べる害鳥である雀を全人民で駆逐した結果、害虫被害で２０００万人とも言われる餓死者を出した大躍進。伝統文化や社会構造を革新するとして「造反有罪」「革命無罪」を咲けば２０００万人ほどの権力者や知識人を殺した文化大革命が有名です。犠牲者数もすごいのでずか、その殺し方もすごい。・・・文化大革命で広西武官県だけではも１３０人前後が殺された上、なんと革命勢力に荷担した村民に食べられたというドキュメント番組「文革広西武官県紅衛兵吃人肉事件」が以前放映されていました。・・・或女性がなんとこの副校長の生殖器を食らったことから勇名をはせ、党幹部に抜擢されたのこと。番組内では電話でこの女性を取材していますが、この女性は、その部分を食べたことは否定したものの、みんなと一緒に人肉を食べた事実を認めています。→もともと、支那大陸では、残虐な行為が行われていました。支那大陸は多民族国家だからです。異民族に対して、残虐行為をするのは、支那大陸でもヨーロッパでも米国（アメリカンインディアンに対して、１５０万人殺害）でも行われています。そう思って、中共とつきあう必要があると思います。
Ｐ３５：日本人と中国人の違い
・日本人は、ともに苦難を乗り越え目標を目指す同士を仲間としますが、中国人は、自分に利益と繁栄をもたらし、一緒に喜ぶ相手を仲間とします。
・日本人は、価値観が一致して、自分の安全を託しても後悔のない人を親友としますが、中国人は、自分の願い事をかなえてくれる努力を惜しまない人を親友とします。
・日本人は、友達には迷惑をかけたくないと考えますが、中国人は、迷惑をかけても許してくれてこそ友達と考えます。
・日本人は人生において「運が良かった」と考えることが多いですが、中国人には「私は世界で一番不幸」と考える人がたくさんいます。
・日本人は反省しますが、中国人は反省させます。
・日本人は約束を守りますが、中国人は約束を守らせます。
・日本人は他人の失敗を「お互い様」として許しますが、中国人は自分の失敗を「お互い様」であると主張します。
・日本人は幸せな結婚をゴールとしますが、中国人は、幸せになるために結婚し、スタートします。
・日本人にとって、嘘は恥ずかしいことですが、中国人は、恥ずかしいことを隠すために嘘をつきます。
・日本人は初めての動物を見ると、まず「かみつく動物かどうか」を考えますが、中国人は初めての動物を見ると「食える動物かどうか」を考えます。
・日本人は生かされていることに感謝しますが、中国人は生きる努力を誇りにします。
・日本人は名誉を重んじ、役立つ人間であることを目指しますが、中国人は面子を重んじ、大切にされることを望みます。
・日本人は主観より客観を大切にしますが、中国人は主観から客観を作り出します。
・日本人は無償の貢献ができる人間になりたいと思いますが、中国人は無償の貢献を引き出せる人間を探します。
・日本人は恒にじ゛ふんを見つめていますが、中国人は常に他人を監視しています。
・日本人は将来人の役に立つ子を育てますが、中国人は将来自分を養う子を育てます。
→これを読んで、皆さんも中共国民を知りましょう。
Ｐ５１：国連人口部の定義によれば、「移民」とは「出生あるいは市民権のある国の外に１２ヶ月以上いる人」なのです。→日本も国連の定義で移民を数えるべきです。溢れる中共国民は、日本に悪い結果しかもたらさないと危惧します。
Ｐ５３：ところが、終戦直後から在日朝鮮民族の一部が「戦勝国民」を名乗り、駅前の値とを占領するなどの暴力的活動を展開。このときに中心的役割を果たした組織が「在日朝鮮人連盟」でした。・・・そこでＧＨＱ「アメリカを中心とした連合国総司令部」がこれを鎮圧し「彼らは戦勝国民ではない。第三国民である。」としたことから、当時の日本人はこれらの横暴を極めた彼らを「三国人」と読んだのです。この時在日朝鮮人たちに殺害された日本人は２０００人を超えるといわれており、当然のことながらこの「三国人」という言葉は憎悪と警戒心を持って使われることになりました。→このことを聞くと、在日朝鮮人が日本人を差別していたことがよく分かります。
Ｐ６２：外国人としての「メリット」と「ウラ技」
・複数の通迷信性と変更届で、複数の保険証が入手可能
・逮捕されても通名報道、またはカタカナ表記
・大学センタへ試験の外国語選択科目を母国語に出来る。
・「日本人の配偶者等」「永住者」「特別永住者」「永住者の配偶者」は「帰国子女枠」での大学受験が可能
・扶養控除では架空の被扶養者の申請が可能で、実質税金を＋－０にできる。
・自国の医療費が国民健康保険で穴埋めできる。
・社会復帰後は別の通名を使って、前科者につきまとう社会的不利を回避することが可能
→この話を聞くと、まるで日本が中共や韓国の植民地であるような感覚を得ます。
Ｐ１６４：中国人の帰属意識について分かったのは、例えば東北人、北京人、上海人、福建人など都市や地域毎の仲間意識はあるものの、地域を越えて、同じ中国人であるという意識は彼らにはない、ということです。→支那大陸は、北京語（これを中国語と呼んでいる）、上海語、福建語、広東語などたくさんの言語があります。更に、それぞれの民族となっています。これでは、中共の国家意識が出来るとはとても思えません。
Ｈ２８．２．１３
著者 水間政徳 初版 ２０１０年１２月１０日 発行所 ＰＨＰ研究所
感想 Ｐ１９：１９７０年、米国は「沖縄政府」の要請に応じ、米軍が協力し尖閣５島に、領土表示版を設置していた。ところが、佐藤首相が共同開発（天然ガス、石油）を断って以降、米国の石油メジャーは、尖閣諸島は台湾に帰属すると台湾政府に申し入れ、台湾政府から尖閣海底油田の鉱区権を手に入れていた。→日露戦争では、満州国でのハリマン鉄道王の鉄道開発を、約束しておきながら反故にしました。それから、米国は日本を恨み、米国は日英同盟を破棄させ、ついには米国は日本に経済制裁をかけ、鉄・石油などの資源を日本に輸出することを止め、日本が経済的にも軍事的にも破綻させようとしました。更に、コミンテルンの命を受けたハル長官のハルノートで、日本の支那・仏印からの撤兵などの要求され、実質上の米国による日本への宣戦布告でした。米国は真珠湾攻撃を待っていたのです。ルーズベルト米国大統領は、第二次世界大戦に参戦し、米国の母体であるヨーロッパを救うため、参戦したがっていました。しかし、第一次世界大戦への参戦に懲りた米国国民はモンロー主義（米国は米国大陸以外に干渉しない）を指示していました。ルーズベルト大統領は、日本に米国を攻撃させ、米国国民に再び、ヨーロッパを救うことを無っ策させたかったのです。その作戦に日本はまんまと引っかかったのです。米国は、経済のために戦争をする国です。民主主義だけのために戦争をしたことなどありません。湾岸戦争で、イラクの石油を狙いました。
Ｐ５５：いわゆる旧日本軍が「遺棄」したと中国（中共）が言い張る引き継ぎ兵器問題も、満州の引き継ぎ兵器が主な問題になっているのであり、その当事者は中国では無くロシアなのである。→満州では、ロシアが日ソ不可侵条約を無視した満州国侵略を行いました。そのとき、降伏した帝国陸軍がロシアに武器を引き渡しました。引き渡した以上、ロシアが武器の処理については責任があります。日本ではないのです。中共はそのロシアから武器（化学兵器：国際法では化学兵器の所有は認めており、ロシアも米国も所有していました。化学兵器の先制攻撃が禁止されていました。）を手に入れたので、その武器の処分は、中共に責任があるのです。つまり、中共にある化学兵器は、ロシアあるいは国民党軍に引き渡されたのであり、消して中共には直接引き渡されていません。したがって、日本に化学兵器を処分する責任も義務もないのです。それを処分するという条約を結んだのは、反日行為以外の何者でもありません。
Ｐ７８：１９３８年３月、ナチスの迫害から避難してきた２万人のユダヤ人が、満州国と国境を接したソ連領オートポールで立ち往生していた。満州国が入国を拒否していたため、吹雪の長手の寒さと飢餓で凍死者が続出していたのである。樋口将軍は、満州国に対して、職務権限を逸脱する行為と承知の上で、ユダヤ人協会長カウフマン博士に難民の救出を約束したのである。その結果、独逸政府がの強硬な抗議と関東軍司令部から出頭命令を受け、東条英機参謀長の査問を受けた。樋口特務機関長は、東条参謀長に対して「日満両国が、かかる非人道的な独逸の国策に協力するべき物であるとするならば、これまた、驚くべき軽侮であり、人倫の道にそむくものである。（中略」東条参謀長、ヒトラーのおさき棒をかついで、弱い物いじめをすることを、正しいと思いになりますか。」と言い、その気迫にのまれたのか、不問になったのである。→はじめて杉原千畝（すぎはら ちうね）がユダヤ人を救ったのでは無いことを知りました。日本人は戦前から人道主義であった証拠です。
Ｈ２７．１２．６
著者 鳴霞 初版 平成２７年８月２４日 発行所
感想 Ｐ１２：現在の上海には売春婦は３０万人以上いると言われている。現在の中国（中共）では、２６００～３０００万人の女性が売春婦として肉体労働生活をしている。→勿論中共でも、売春は禁止されているが、売春はしっかりと行われています。Ｐ２３：当時の中国人は、妓楼を５階層にして、１等女郎と2等女郎は上流階級と軍閥の客専用。３等女郎から５等女郎までは労働者や職人などから低層階級の客に回していた。→中国では伝統的に売春が行われていることがよく分かります。Ｐ３１：キリスト紀元１９４９～１９９０年までの中共のマスコミも教科書も「慰安婦」に関しては報道も教育もしていない。それが１９９３年になって河野洋平が内閣官房長官談話として「第二次世界大戦の時に慰安婦問題があった。」と認めてから火が点いた。１９９５年８月には村山富市首相が「戦時中に日本はアジア諸国に対して悪いことをした。」と遺憾の意を表明して謝罪し、その後は日本の政治家たちは先を争うように謝罪を繰り返し、慰安婦に対する基金まで設立し、韓国人の元慰安婦に賠償する制度まで作った。それを確認した中共指導者たちは、日本の反日勢力と結託して歴史を歪曲した「日本攻撃」を展開し、南京大虐殺３０万人だ４０万人だと詐欺師の口上のように言い始めた。そして、日本は中国人女性を２０万人も無理矢理「性奴隷」として慰安婦にしたと訴え始めた。→日本は、その場を逃れるために、広義の従軍慰安婦と日本人を誤魔化し、中共の嘘を承諾してしまった。やはり、日本は、「正しいものは正しい。嘘は嘘。」とはっきりとした態度で戦っていかないと、中共や韓国は、嘘を本当にしてしまいます。日本はそれを許してはなりません。今からでも遅くはありません。「南京大虐殺→捏造」「従軍慰安婦→戦時売春婦」であることを国際社会に訴え続ける必要があります。Ｐ３４：近代公娼制は、性病対策と軍隊慰安を目的としてフランスで確立し、その後ヨーロッパ・米国合衆国や日本にも導入された。・・１８世紀末に梅毒が流行し、ナポレオン戦争による大規模な人の移動のため性病がヨーロッパ中に広がったが同時に医学研究も進んだ。→軍隊と公娼制度と関わりが深いことが分かりました。Ｐ３６：国民党蒋介石軍が「共産党中国人を３０万人以上虐殺した。」事になっていた。今も、６０歳以上の中国人は覚えているはずだ。「嘘を言わなければ共産党員ではない。」・・・・満州にはソ連軍１００万人が押し寄せて７５万人の日本陸軍の関東軍と改選して勝利し、その勢いで満州に或日本人の資産を毛沢東と山分けして略奪し、女性をみつければ日本人・朝鮮人・中国人の区別無く強姦した。ソ連兵こそ、狂気の強姦魔だったのである。１０歳から８０歳までの女性は、ソ連兵に見つかれば最後である。強姦されて妊娠出産した女性は無数にいるが、満州の女学校では集団自殺したり、妊娠出産した女性は、その赤ちゃんを生き埋めにした。多くの女性がソ連兵に見つからないように男装したのである。満州を侵略したソ連軍によって強姦された女性は合計２０万人以上板と言われている。中共政権指導者たちは、ソ連軍による強姦略奪などの不法行為について一度も抗議していない。民間人が研究することも許していない。日本を貶める陰謀については、積極的に民間人に研究させている。→共産主義の作る国家は、独裁国家である。独裁国家は、情報を捏造、歴史を捏造することに躊躇しない。Ｐ４１：１９５２年に上海などで思想改造された娼婦１０００人が新疆（しんきょう）へ送られた。さらに咥えて数千人の女性たちは新疆へ送られ、無理矢理兵士たちの嫁にさせられた。怒りと絶望から自殺した女性も多かった。しかし、これらの歴史的事実は、中共マスコミから報道されない。「頑張っている兵士にはボーナスとして嫁をやる。」などという国は、世界中探しても中共だけだろう。→中共では、夫婦別姓である。つまり、どんなに妻が夫に仕えても、永久に夫の家族には慣れないということである。Ｐ６９：インテリ女性を慰安婦、男性は強制労働。・・・全国の大都市から知識青年２０００万人が農村や生産建設兵団に送られ、１億人以上の家族もろとも不幸のどん底にたたき落とされたことは、現在でも理解できない中共の誤りであるが、中共は補償も・賠償も何も考えていない。下放された知識青年たちは、農村の苦しい生活の中で、女性は慰安婦にされ、男性は重労働の奴隷にされた。栄養失調や病気でバタバタ倒れた。美人は軍幹部や中共幹部が率先して慰安婦や愛人にして、それらの慰み者となった。→文化大革命で粛正と餓死者で４０００万人以上死んだことは聞いていますが、慰安婦と強制労働の話は初めて聞きました。しかし、東トルキスタン（ウイグル）やチベットでの虐殺や強姦、文化大革命中に、人肉を食べたという話も聞いて事があるので、さほど不自然なことでは無いと思います。Ｐ７３：安徽省で大学推薦を勝ち取った知識青年を身体検査した医師が驚いたのは、女性知識青年は全員「ごく最近、処女だった身体が強姦されている。」ということだ。・・・上海の話だが、処女を結婚相手の絶対条件と考えている中国の道徳の中で、ある再婚夫婦が喧嘩になった。「お前は処女手はない。誰が相手だ。」と亭主が叫んだら、嫁は「下放された農村の共産党委員会書記に強姦された。」と答え、流血の夫婦げんかに発展して離婚されたという。→中国は賄賂社会であるが、強姦されることも賄賂だとは恐ろしい国です。Ｐ７８：２０１０年１２月８日付の「四川新聞網」、２００８年８月２５日付の「中国報道週刊」に同じ内容の記事が出ている。「驚愕の事実、強姦された女性知識青年の数は南京大虐殺の被害者より多かった。」これらの記事はよく転載されるが、その都度、中共によつて消されている。確かなことは、強姦された女性は「人民の娘」だという事実である。→南京虐殺は捏造であるが、文化大革命の強姦事件は事実である。Ｐ９５：１９４９年に中国共産党は売春禁止と妓楼閉鎖を命令したのだが、１９５０年から始まった朝鮮戦争に２５０～２８０万人もの共産党軍兵士を送り込み、それらの兵士が朝鮮人女性数万人を強姦陵辱したのである。国内で「セックス産業」を禁止した反動だったのかどうか、共産党軍兵士を売春婦のように扱ったらしい。現在でも中共は正式な数字を発表していないが、朝鮮戦争に従軍した共産党軍兵士は６０～８０万人が戦死したと言われている。→中共は北朝鮮を助けるために共産党軍兵士を朝鮮に送りました。助けに行ったのにかかわらず、相手の女性を強姦するとは、日本人と全く違った感覚です。Ｐ９８：下放された知識青年の悲惨さについては、１９６０～１９８０年代生まれの物なら誰でも知っている。当時の美しい適齢期の女性たちは、必ず結婚相手から「下放されたか？」と確認された。下放された女性知識青年の少なくとも６０％は強姦されていたからだ。だから必然的に「下放された女性は結婚相手として敬遠する。」という風潮が生まれたのである。→中共では人権は尊重されないと言うことです。Ｐ１３７：中国人の欲望には限りが無い。・・・深淵などでは母乳産業なるものが出現している。レストランに母乳宴席が設けられ、その場で女性が身をかがめて客に母乳を飲ませるという。そこでは気に入った女性を雇って家に連れ帰り、毎日その女性の乳首から直接、新鮮な母乳を飲むと言うこともできる。「南方都市報」の伝えるところによれば、２００８年にメラミン混入ミルク事件が発生すると、乳母の仲介業という新しい商売が突然出現した。しかし、乳母の月給は１万元にもなり、加えて深淵は、隣接する香港で粉ミルクを買うことも出来る便利な場所であったことから、乳母となるために「夫を捨て子供を棄てて」退去して深淵にやって来た哺乳期の女性は、最後には「レイオフ」されるか、またはお手伝いさんに転身するほか無かった。・・・中国本土のメディアは、「成人のための乳母」斡旋業務は、これから家事サービス仲介業の主たる業務まで発展し、比較的ルックスのいい乳母の月給は１万６０００元ほどになでなるだろうと行っている。・・・あるメディアは、富豪が直接女性の体から母乳を飲むのは性的行為であり、深淵の乳母は規律違反の商売をしている、と論評している。→日本などの文明国ではあり得ない商売です。Ｐ１４５：２００６年３月から６月にかけて、同自治村などの小学校教師と中学校教師、およびその妻らは、小中学生２０数人などを騙し、貴州省の別の地区へ連れて行き、あらかじめ待たせてあった客と無理やり性的関係を持たせたという。統治の裁判所はこれらの容疑者に対し、強制売春、強姦などの罪で、死刑、執行猶予２年付きの死刑、無期懲役などの一審判決を下した。→日本と違って中共は、公務員は、賄賂の対象で対象であり、教師も同様です。Ｐ１６９：河南省椰州のある病院の廊下に、連絡先の電話番号とともに「赤ちゃん売ります。」と書かれた手書きの”広告”が貼られていたと、中国版ツイッター「微博」に投稿された。新華社の記者が実際に電話をかけたところ、男が出て、「男児なら４万５０００元（約７０万円）、女児なら３万元（約４７万円）で、いずれも生後１ヶ月前後」と応じた。→中共は、人身売買が裏で堂々と行われています。法輪功（宗教団体）学習者に対して臓器強制摘出「臓器狩り」が行われています。法輪功学習者は逮捕され、臓器強制摘出が行われています。摘出された臓器が金持ちの臓器移植に使われているのです。なお、法輪功学習者は１億人程度いると聞いています。
Ｈ２７．１０．２６
著者 藤原聖子 初版 キリスト紀元２０１１年７月１０日 発行所 筑摩書房
感想 Ｐ２５：日本のクリスマス・パーティーは「お楽しみ会」のようなものですが、アメリカではクリスマスはれっきとして宗教行事とみなされるため、公立学校で祝うならば、政教分離に反してしまうのです。→日本のように、宗教に寛容で１つの宗教のみを信奉する人間が数少ないのと対照的だと思います。 Ｐ５８：フランスは、キリスト紀元２００４年に制定された「公立校内での目立つ宗教シンボルの着用を禁止する法」、俗に言うスカーフ禁止法です。そう呼ばれるのは、ことの発端がスカーフ（ヴェール）を着用するイスラム教徒の女子生徒に対し、学校が登校を禁じ、生徒側が抗議した事件にあるからです。この法律により、公立校ではイスラムのスカーフだけでなく、キリスト教の十字架のペンダント（服の外に出す場合）、ユダヤ教のキッパ（男性用帽子）あらゆる宗教のアイテムをを見えるように身につけることが禁じられました。→フランスは、排他的な国であることがよく分かります。 Ｐ１３１：「おしゃべりはやめようよ。」と声をかけたり、「大丈夫ですか。」とかけよったり・・・・「先生は気づかなくても、アッラーはすべてお見通しなのだから、カンニングをしてはいけないよ。」というように、信仰に基づいて考え、いさめるという行動に出るのがよきイスラム教徒なのです。→日本は、村社会でこのような道徳性が養われましたが、日本以外の国では、村社会が崩壊している地域が多く、宗教で道徳を教えないといけないと言うことでしょうか。 Ｐ１３７：「イスラーム」高校３年生用もくじ 第1章 寛容についてのクルアーンの章句 第２章 労働倫理に関するクルアーンの章句 第３章 週末の日の信仰 第４章 賞賛される性質 第５章 遺産相続 第６章 インドネシアにおけるイスラームの発展 第７章 学問と技術に関するクルアーンの章句 第８章 カーダとガダル（神のおきてと天命）の信仰 第９章 非難されるべき性質 第１０章 交際の礼儀 第１１章 結構 第１２章 世界におけるイスラームの発展→国教をイスラム教としていないのに、イスラム教に準じた道徳教育がインドネシアでは行われているようです。日本が明治以降、儒教の教えから宗教的行事を除いて、道徳の教科書としたのと少しだけ似ているかもしれません。 Ｐ１３９：日本では「無理に他人に合わせなくて良い。」と言う理由で、そう教えるのに対して、インドネシアでは、過激派のテロ事件等を受けて、「自分と異なる意見を許さないという態度はダメだ。」という理由から、「人間はいろいろだからこそおもしろい。」と説いているのです。→日本人は普遍的な原理として、道徳心を考えるのですが、多くの国では、宗教上の理由で道徳心を教えていることに、改めて感じ入りました。Ｐ１６８：ダイエットイベントで話題になった芸能人や・・・女性の身体を利用して金儲けをしようとする資本主義の構造だ。・・・男性が女性を支配するこの社会で、女性の身体は女性自身のものというより男性の所有物や製商品として扱われている。→韓国は、従軍慰安を捏造するだけはあると思いました。日本は、昭和３３年に売春禁止法が出来、韓国は、キリスト紀元２００４年にやっと売春防止法ができました。こんな国に、戦時売春婦を従軍慰安婦と嘘まで言われる筋合いはありません。
Ｈ２７．１０．１２
著者角田和彦（かくたこども＆アレルギークリニック） 初版キリスト紀元２０１４年４月１０日 発行所柘植書房新社
感想
Ｐ１４：成長発達に影響を与えるステロイドや抗ロイコトリエン剤を多用し、症状だけを抑えようと傾向があります。→一部の医者に、ステロイドは根本治療だと思っている人がいるようです。しかし、対処療法であることは間違いありません。それが証拠にステロイドなどの投与を停止すれば、すぐに、再発します。
Ｐ２０：アナフィラキシーが起こると、進行が早い場合は発病後３０分いないに気道が閉鎖し呼吸不全を起こしたり、循環不全（この状態をアナフィラキシーショックといいます）を起こしたりするため、病院に搬送される前に死亡。または、治療できない状態になってしまいます。最初の３０分間をなんとか乗り切れば、その後は回復していく可能性が高くなります。
残念ながら、先に述べたあたしが経験したアナフィラキシー死亡例は、３例とも症状の進行が急激で、発症から意識消失、循環不全、呼吸不全の状態になるまでに数分である、エピペンなどの救急処置は何逢いません。使うタイミングがありませんでした。また、使ったとしても効果は少ないでしよう。→キリスト紀元２０１２年１２月、11歳の女児が給食でアレルギーの原因食品を含むチヂミを食べアナフィラキシーで死亡した。テレビや新聞報道では、エピペンを投与すればアナフィラキシーショックに全て対応できるような印象を庶民に与えてしまっている。これは、急速なアナフィラキシーショックでは、エピペンは役に立たないので、訂正の報道を望みます。
Ｐ２４：肺の中が腫れると胸痛を起こすことがあります。心臓もむくみを起こしたり、心臓を支配している神経の働きが変調を起こしたりすると動悸を覚え、重篤な不整脈を起こすことがあります。神経系統の働きがおかしくなったり血圧が下がったりすることで、めまいが起こります。脳が腫れたり、酸素濃度が下がったりするために頭痛が始まります。
全身の血管がいっきに広がるため血圧が下がってしまいます。進行が速い劇症型のアナフィラキシーショックの場合、全身が赤く腫れ上がり、アナフィラキシーが疑われるような状態になります。脳の神経の働きがおかしくなり、血圧が下がるため意識が悪くなります。また、わけのわからないことを言い、ひどい場合はけいれんを起こしてしまいます。そして、最悪の場合は、呼吸困難・血圧降下のために、呼吸停止・心肺停止となります。→なぜ、最近アナフィラキシーショックが起きることが増えたのでしょうか。何か、遺伝子組み換え食物などの影響があるのでは無いかと、鈴木政洋は疑っています。胃で信組変え食品を直接食べなくても、例えば、遺伝子組み換え食物で育った牛の肉を食べても影響があるような気がします。特に、モンサントの遺伝子組み換え食物は、土壌細菌を使っているので、危険な気がします。
Ｐ４１：女性ホルモンは、微量ではアレルギーを悪化させ、十分な分泌はアレルギーを調整し、男性ホルモンはアレルギー反応を抑えてくれます。
Ｐ４３：胎児期には、胎盤を介して化学物質やトランス脂肪酸の影響を受けてアレルギーを起こしやすい体質が形成されます。→ホルモンとアレルギーとの関係は、初めて知りました。
Ｐ５７：初期の離乳食で生のジュースを飲ませないことです。生後、２～３ヶ月の腸管機能が未熟な赤ちゃんにジュースを飲ませることは、果物アレルギーを増やす可能性があります。６ヶ月以降、離乳食として果物を食べさせる場合には、農薬の残留のない果物を選び、初期には必ず熱を加えることを指導しています。離乳食では、生の果物（特にジュース、果汁）ではなく、野菜を煮込んだものを中心に食べさせることをお薦めします。農薬の残留した果物で発病が増加します。→遺伝子組み換え食物と残留農薬との関係も怪しいですね。なぜなら、モンサントの遺伝子組み換え作物は、モンサントの販売する農薬には、強くて、害虫などを強力に殺すようです。とても、怖い感じがします。
Ｐ７２：皮膚への接触で起こるアレルギーは原因物質を食べることでアレルギーを軽減する治療ができます。→逆に言うと、皮膚への接触で起こらないアレルギーは、その原因物質を食べても効果が無いし、逆にアナフィラキシーショックを起こる可能性を増やします。
Ｐ７６：人は主食として、帰住する地域の気候に適した。または、人種によって異なる食材を多量に食べ、エネルギー源として利用してきました。それらは、食材にアレルギーを起こさないで食べるために、アレルギーを抑制する免疫が備わっています。アレルギーを起こさないように免疫が働いている状態を寛容と言います。日本人であれば、お米に対する慣用状態が出来上がっていれば、お米のアレルギーを起こすことなくお米を食べることが出来ます。このことは、食物だけでなく、花粉症など接触してアレルギーを起こす全てのアレルギーにも応用することが出来ます。→鈴木政洋の推測ですが、アレルギーを起こす物質を作らない腸内細菌がその民族に存在するようになるのでは内でしょうか。
Ｐ７７：食物をアミノ酸まで十分に消化できる能力があることが、慣用を導くために必要です。粘膜免疫の成熟化、ＩｇＡ値は赤ちゃんでは低く、成長とともに大人の値に近づき、小学校入学時頃に成熟します。→「食物をアミノ酸まで十分に消化できる能力」とは、初めて聞く言葉です。なるほどと思います。
Ｐ９６：子供たちは生後、体内から出て、外部環境にさそらされると、さまざまな抗原に暴露され、常在細菌叢の影響を受けて免疫系が発達します。正常発達では外部環境･体内環境に応じて免疫を変化される能力が獲得されると思われます。
正常な腸内細菌が免疫を刺激し、粘膜免疫を発達させ、アレルギーを起こさないようにするための免疫を発達させます。→つまり、赤ん坊を無菌室で育てると、アレルギー体質が出来ると言うことです。
Ｐ１２１：ひじきなどの階層や魚介に含まれるヒ素や虫歯予防で使われるフッ素は、コリンエステラーゼの働きを阻害し、有機リン酸系殺虫剤の作用を強くさせてしまう働きがあります。→虫歯予防で、アレルギーが起こるとは嫌な感じです。
Ｐ１３０：女性ホルモンの影響を最も受けやすい思春期前男児の牛乳摂取量が最も多く、免疫発達や性行動の発達、情動の発達、性腺臓器の発達などへの影響が懸念されます。→本当に牛乳に女性ホルモンが含まれるのでしょうか。確かに、牛乳をたくさん出させるために女性ホルモンを投与する可能性はあります。
Ｈ２７．９．２０
著者 施 光恒 初版 平成２７年７月２２日 発行所 集英社新書
感想 Ｐ６８森有礼は、日本の近代化は日本語では難しい、近代化して欧米列強に負けない国作りを行っていくためには英語で国づくりを進めていかなければならないと考え、日本語廃止論まで踏み込んだ極端な主張を繰り広げた。Ｐ６９～７１外国人（ウィリアム・Ｄ・ホイットニー）から上がった「英語公用語化」反対論 母語を棄て、外国語による近代化を図った国で成功したものなど、ほとんどない。しかも、簡易化された英語を用いるというのでは、英語国の政治や社会、あるいは文学などの文明の成果を獲得する手段として覚束（おぼつか）ない。そもそも、英語を日本の「国語」として採用すれば、まず新しい言葉を覚え、それから学問をすることになってしまい、時間に余裕の内大多数の人々が、実質的に学問をすることが難しくなってしまう。その結果、英語学習に割く時間のふんだんにある少数の特権階級だけがすべての文化を独占することになり、一般大衆との間に大きな格差と断絶が生じてしまうだろう。「たとえ完全に整った国民教育体系をもってしても、多数の国民に新奇な言語を教え、彼らを相当高い知的レベルまで引き上げるには大変長い時間を要するでしょう。もし大衆を啓蒙しようというのであれば、主として母国語を通じて行わなくてはなりません。」→小学生には、英語が早いとは、なんとなく思っていましたが、このホイットニー氏の意見が妥当だと思います。 Ｐ７７ご存じのように、慶応技術を立ち上げた福沢諭吉は、決して英語学習そのものに批判的だったわけではない。英語を学ぶことの重要性は自らも強調してはばからなかったが、そんな福沢諭吉でも、英語の「公用語化論」は、一刀両断に斬って捨てたのである。→日本人が日本人であるためには、日本語が大切である。英語を公用語にすることは勿論、安易にカタカナ言葉を用いることは、日本の知的水準を下げるということになると思います。
Ｐ９５ 英語による教育は「屈辱」続けて漱石は、英語で行っていた明治初期の高等教育は「一種の屈辱」だったとまで言う。「処が「日本」と云ふ頭を持って、独立した国家と云ふ点から考へると、かゝる教育は一種の屈辱で、恰度（ちょうど）、英国の属国印度と云つたやうな感じが起こる。日本のnationalityは誰が見ても大切である。英語の知識位と交換出来る筈のものではない。従つて国家生存の基礎が堅個になるに伴れて、以上のような教育は自然勢を失ふべきが至当で、又事実として漸々其の地歩を奪はれたのである。実際あらゆる学問を英語の教科書でやるのは、日本では学問をした人がいないから已（や）むを得ないと云ふ事に帰着する。学問は普遍的なものだから、日本に学者さへあれば、必ずしも外国製の書物を用ゐないでも、日本人の頭と日本の言語で教へられぬと云ふ筈はない。又学問普及といふ点から考へると、（或る局部は英語で教授しても可いが）矢張り生まれてから使ひ慣れてゐる日本語を持ちゐるに越した事はない。たとひ翻訳でも西洋語その儘（まま」よりは可いに極（き）まってゐる。」→鈴木政洋は同意します。
Ｐ９８ さらに、「格差社会化の進展に伴って、日本人という国民の一体感も失われていく」ということ。英語が得意で、英語で仕事をするようになった日本人は、英語のできない日本人をどうしても軽く扱うことになり、他方、英語が不得意な日本人は、英語を用いる日本人に対して敵意にも似たコンプレックスを抱くようになる。その先に持っているのは、まさに国民の分断だ。→鈴木政洋は同意します。
Ｐ１３７ 日本人の実質賃金のグラフ、派遣労働の解禁。１９８０年代半ばの中曽根政権時に派遣法が施行されるようになったが、通訳などの専門的な職業のみに限られていた。それが１９９６年以降、派遣業種の範囲が叙情に拡大されていった。その結果、何が起こったのか。図表３は日本の実質賃金の推移をまとめたものであるが、このグラフを見ればわかるように、１９９７年１月～３月期をピークに日本の実質賃金は著しく低下した。かつては、貯蓄の多いことで有名だった日本人だが、所得の減少に伴い、金融資産を持たない世帯が急増した。・・・新自由主義的政策の結果、一般的日本人の生活は不安定化し、以前よりも格段に貧しくなっているのである。→米国がこれより以前に、アメリカンドリームが崩壊しました。つまり、米国の中産階級の所得が、高所得者に配分され、中産階級は低所得者になってしまったのです。これと同じ事が、日本で起こっているのです。この立役者は、現在ＴＴＰを推進している投機家（投資家ではありません）なのです。
Ｐ１５６ １９８０年代以降、世界で隆盛を極めてきた新自由主義の思想がある。そして、新自由主義の思想は、そもそも、各々の国の歴史や文化、発展段階などを考慮に入れない。世界を単一のグローバル市場にまとめ、そのなかで、一部の投資家や経営者が自分の利益を最大化することを正当な行為として扱う。→ここで言う投資家は投機家のことです。そして、投機家はＴＴＰ推進派であり、新自由主義の思想の持ち主です。新自由主義は、ユダヤ人を中心とした思想で、ユダヤ人であるマルクスの生んだ共産主義者幹部もＴＰＰ推進派で、新自由主義者です。一見、共産主義者が投機家とは無関係のように見えますが、中共の共産党幹部は、投機家ですし、ロシア人の富豪も投機家です。世界を投機家の史上にしてしまい各国民の中間所得者層の富を収奪しようとしているのが、投機家であり、新自由主義者なのです。
Ｈ２７．９．７
著者 倉山満 初版平成２５年６月１日 発行所 扶桑社
感想 Ｐ１５ 一新王朝、成立 二、功臣の粛正 三、対外侵略戦争 四、漢字の一斉改変と改竄歴史書の作成 五、閨閥（けいばつ）、宦官、官僚など行程側近の跳梁 六、秘密結社の乱立と農民反乱の全国化 七、地方軍閥の中央進入 八、一へ戻る →支那（中国）大陸の多種な民族・抗争の起こるところでは仕方が無いのかもしれません。
Ｐ６６ 十七世紀末までヨーロッパの全ての国が結束してオスマン･トルコ帝国と引き分けに持ち込むのが精一杯というありさまです。→当時、ヨーロッパがそんなに弱かったとは信じられませんでした。当時のヨーロッパは、傭兵を使うことが当たり前で、オスマン･トルコ帝国は、常備歩兵軍を持っていました。なるほど、オスマン･トルコが強いわけだと思いました。
Ｐ６８ 英清関係の当初は乾隆帝の時代ですが、このころの申告は又未だ元気で、英国など眼中に内ような態度でした。・・・イギリスが利用したのはアヘンでした。商人にインドから持ってきたアヘンをばら撒かせ、清国中に売りさばかせたのです。これを賄賂で買収された清国の政府高官が黙認し、悪徳商人たちは追随だけでなく自分たちで分け前をめくぜって争い出す始末です。・・・もちろん、清国にも愛国者はいました。その筆頭が林則徐です。彼はアヘンを取り締まる欽差大臣（全権大臣）に任命されるや、違法なアヘンを焼き払ってしまいます。これにイギリスが怒って仕掛けてきたのがアヘン戦争です。１８４０年のことです。・・・当の英国議会でも「こんな不義、恥知らずの戦争は聞いたことがない。」と反対され、九票という僅差で戦争が可決されるという状態でした。→アヘン戦争は、アヘンという麻薬を売って国を崩壊させられた清が麻薬を燃やしたという理由で、英国が清と戦争を始めました。国がしっかりせず弱いと、周りの国は襲いかかるというのがはっきりと分かるアヘン戦争ですね。
Ｐ８８ 北京には各国の公使館が存在していたのですが、外国人だろうがお構いなく殺戮しにきます。西太后率いる清国は、何を血迷ったか義和団に乗せられて、日英米独奥伊仏露の八カ国に宣戦布告をしてきます。各国の公使館員たちは協力して立てこもり、銃を持って援軍を待ちました。八カ国は連合軍を結成して、救出作戦を行おうとします。とはいうものの、東アジアで作戦能力があるのは日本だけです。日本中心の連合軍は、またたく間に義和団を駆逐しました。日本軍は精強でで軍律正しいと中国人からも賞賛されたほどでした。イギリスやフランスに言わせれば、「だから日本はナメられるのだ」となるのですか。→義和団事件の日本軍の礼儀正しさで、日本は世界に認められたそうです。日本の大きな成果です。
Ｈ２７．８．２３
著者 倉山満 初版 平成２５年１２月１日 発行所 扶桑社
感想 Ｐ２１：寒流時代劇の見どころのひとつが絢爛豪華な衣装です。しかし、李氏朝鮮の時代を通じて（つまり日本の明示の時代末期まで）、朝鮮半島には菜食の技術がありませんでした。そもそも、朝鮮は水車も自力で量産できない低技術国なのです。絢爛豪華な衣装など想像上の産物に過ぎません。→このように、書かれています。その通りだと思います。歴史は、韓国の歴史家の理想で作り上げる（捏造する）ものだと考えているようです。
Ｐ３９：秀吉の朝鮮出兵は、対民征伐の一環として行われました。→この本を読むまで、秀吉は、朝鮮を占領することが目的だと思っていましたが、事実ではありませんでした。唐（モンゴルの南の民族）の時代までは、日本は遣唐使を送っていましたが、次の宋（中華の民族）は、君主独裁体制を敷きました。次のモンゴル帝国もそうです。更にその次の明（中華の民族）も、皇帝独裁を敷きました。支那大陸（中国大陸）は、様々な民族が支配している地域なのです。
Ｐ４１：李舜臣は、生涯を通じて文官に迫害され日本統治時代まで、その戦功は無視され、朝鮮人に忘れられていたのです。→同じようなことで、韓国のハングル文字の普及も日本の統治時代に行われました。それで、韓国の識字率が上がったのです。韓国人は、日本にもっと素直に感謝していただきたいと思います。
Ｐ４５：朝鮮出兵の昔の韓国は、「日本の文化は朝鮮がすべて兄として教えてやったのだ。」と主張していたのですが、いつの間にか最近では「強制連行」「拉致」というふうになりました。・・・・なぜ多くの朝鮮人職人は本国に帰りたがらず、日本に住み着いてしまったのでしょうか。労働を忌み嫌う文班が職人を見下す李氏朝鮮と、汗水流して働く職人を尊ぶものづくり国家の日本とどちらのほうが居心地がよいでしょうか。日本に決まっています。→朝鮮人は、支那大陸の様々な民族から支配されているだけあって、その場その場で嘘をついて誤魔化すことが得意です。日本は、その嘘につきあってはいけません。
Ｐ１６５：創氏改名・・日本人名にしたい朝鮮人のみが創氏改名を行った（支那人に威張れる？←鈴木政洋解釈）、強制連行・・捏造、従軍慰安婦・・戦地売春婦（従軍が捏造）
Ｐ２３３：平成17年（キリスト紀元２００５年）韓国はの親日派財産没収法を作りました。これは「親日派」と認定したら、その人物の財産を没収できるという、およそ近代国家では考えがたい法律です。これは、いつでも親米派を「親日派」と認定して、財産を没収そして社会的抹殺が出来る法律です。朝鮮半島は、北に乗っ取られたも同然です。→韓国の司法が北朝鮮に牛耳られていることは、気がついていました。日本の司法も左翼に牛耳られてきているので、心配です。しかし、法制局長官が横畠 裕介（よこばたけ ゆうすけ）氏になり、徐々にまともになってきています。
Ｈ２７．８．１５
著者 倉山満 初版 キリスト紀元２０１５年３月１日 発行所 扶桑社
感想 Ｐ２８：キリスト紀元１４７８年、イヴァン３世は、戦いに勝ちモンゴル帝国から外れることが出来、モスクワ公国を建てました。Ｐ３８：異端の罪は異境の罪よりも重いと言って、魔女狩りを行って、異端者を殺したり、宗教戦争をしたりしていました。プロテスタントとカトリックとは、憎しみ合っていたのです。現在では信じられませんね。日本人同士なら、異教徒でも異端でも虐殺はしませんでした。Ｐ６４：江戸時代は、世界最大の鉄砲の保有量と、熟練した弓兵がいて、日本を欧米列強から守っていました。現実に台湾やフィリピンは欧米列強の植民地になってしまいました。Ｐ１０５：日露戦争前は、世界一強い国は、英国、次にロシア、その後、米国でした。Ｐ１３３：日露戦争の東郷平八郎は、世界的にも有名な海軍軍人です。英国のネルソン提督は、西の東郷でした。Ｐ１５１：日露協商は、日英同盟と同じ軍事同盟と記述されていました。初めて知りました。Ｐ１６５：ラパロ条約とは、「トラクターの共同研究」と称して、「戦車の開発」をしました。第一次大戦で独逸は負けたため戦車の開発は禁止されていたのでした。そして、ロシアは、戦車を作るという技術を得ました。Ｐ１８２：スターリンはグルジア人で、世界で一番たくさんロシア人を殺しました。民族の恨みを恐ろしいものです。Ｐ２４２：ベルリンの壁が崩壊した後、東ヨーロッパは、ハプスブルク家のカール大公が旧旧領土を巡りソビエトからの独立を促しました。
Ｈ２７．４．２７
著者アキ・ラー 初版２００５年９月２０日 発行所 三省堂
感想
Ｐ６１：キリスト紀元１９８４年から１９８９年、「ベトナム軍、カンボジア軍（ヘン･サムリン政権）」とカンボジアの「ポル･ポト軍、パラ軍、ソン・サン軍」とが戦っていた。どちら側の兵士も、村人から品物を買うふりをして代金を払わなかったり、村人を軍人に仕立てたりしていました。また、村の宴会に乱入し、酒を飲んだり乱暴を働いたり、女性を強姦しました。また、罪が無くても村人を殺しました。ちょうど、支那（中国）の伝統と同じです。Ｐ８６：カンボジア製の地雷は無く、ポル･ポト軍は中共製の地雷、ベトナム軍は、ロシア製、ベトナム製の地雷を使いました。地雷には、製造国のマークがつけられています。地雷は、現在でも畑にも埋められていて、子供を含めた農民が地雷を踏み多くの手足を失った人々がいます。その地雷を取り除く仕事をしているのがアキ・ラーへ氏です。
Ｈ２７．４．２０
著者 田母神俊雄 初版平成２７年２月２０日 発行所ＫＫベストセラーズ
感想 Ｐ２２：中国（中共）で密漁をして捕まるリスクよりも、日本で捕まるリスクの方が低い。・・このように書かれています。その通りです。中共政府が禁止した場合、殺される場合だってあるからです。また、この小笠原諸島の珊瑚密漁では、その漁船団の中に、小笠原近海の海底調査が含ませているそうです。中共の原子力潜水艦が、日本や米国の対潜哨戒機を逃れるために調査しているのです。
Ｐ８９：シナ事変は、盧溝橋事件が戦闘の始まりだと思っている人がいるが、これは日本軍と中国国民党軍を戦わせようと中国共産党が発砲して仕掛けた者で、軍同士ですぐに停戦協定を結んでいる。その協定を破って日本を戦闘に引きずり込んだのは、中国（国民党）側である。・・このように書かれていますが、日独伊三国同盟があるのにもかかわらず、独逸は、国民党軍に軍事顧問団と武器を輸出しています。三国同盟違反だと日本政府も独逸に抗議しているが、無視していました。
Ｐ．Ｓ． 左翼マスコミの餌食となったと思われる人々
・「小林よしのり」・・・東日本大震災で、反原発運動の流れに逆らうことが出来ずに、左翼に流されてしまいました。残念です。小林氏の「戦争論」「沖縄論」「台湾論」には、感動しました。
・「田母神俊雄」・・・軍人として、日本の歴史に対する考えには、学ぶ点が多いと思いました。自衛隊の内情についても、よく知っていて参考になりました。しかし、政治家を志したところが残念でなりません。餅は餅屋です。政治家を志さなければ、政治資金の罠に引っかかることは無かったはずです。今回の事件については、頭を丸めて反省をし、家族を元の鞘に収めて、良き日本人に戻って、言論活動をしていただきたいです。ホリエモンのようにです。
・「武田邦彦」・・・地球温暖化について懐疑的なのには、賛成しましたが、反原発運動の圧力に屈してしまったのが残念です。
Ｈ２７．４．５
著者渡部昇一 本村凌二 初版 平成２６年９月１０日 発行所 祥伝社
感想 Ｐ３３：エネルギーとしての奴隷制度 多くの場合、戦争で負けた被征服民は皆殺し、もしくは奴隷にされた。・・・奴隷制度は古代の欧米や中東でありました。近代では、英国、米国、ロシアが有名です。現在も奴隷制度を持つのは、経済奴隷の米国（人材派遣）、中共（農民工や少数民族・・軟禁状態のこともあり）である。中共は、現代で唯一の植民地を持つ国家です。チベット（チベット自治区など）、南モンゴル（内モンゴル自治区）、東トルキスタン（ウイグル自治区）が植民地です。
Ｐ４１：周民族は３世紀の終わりには消滅しています。漢字は周が元です。
Ｐ１９２：中国（中共）も厳密には戦勝国とは言えません。終戦時のシナ大陸には、中国軍（国民党軍）に戦闘で勝利していた。１００万人もの日本軍がおり、南京での降伏文書調印後に引き上げたきたのです。・・・日本が支那大陸で戦っていたのは、国民同軍や馬賊であって、決して中国共産党軍とではないのです。従って、現在の中共（中華人民共和国）と日本とは、戦闘を行っていません。
Ｐ２４２：中国６０００年の歴史というのは、真っ赤な嘘で、この６０００年のうち、ほとんどが中華地域以外の民族の支配を受けていたのです。
鮮卑族→随、唐
モンゴル族→元
漢族→漢（黄河上流の民族）
契丹人→遼
女真族→金
満州族→清
中華諸民族→明
Ｈ２７．３．２８
著者 黒井文太郎 初版 キリスト紀元２０１４年１２月２０日 発行所 ＫＫベストセラーズ
感想 イスラム国は、国ではありません。イスラム国は、米国がイラクのフセインを殺害した後、イスラム教スンニ派（フセインと同じ宗教）の過激派（Ｐ４８）です。米国がスンニ派を駆逐したため、イラクでイスラム教シーア派が力を持ち、今までとは逆にスンニ派が不利な状況に置かれたのです。その不満をもったスンニ派の住民も過激派を応援していたのです。イスラム国は、旧ソ連製の武器（Ｐ１３０）を使っています。また、クルド人地区の油田を占拠し、それをどこか闇で売っています。どのルートで売っているか、この本には書かれていません。不思議で仕方ありません。隣のイランは、シーア派でスンニ派の敵です。イラン経由で石油を売ることは無いはずです。次に、「イスラム国」と言う組織は野蛮なテロ集団だと言うことです。イラク北部に住んでいるクルド系のヤジディ教徒（数十万人）を、イスラム国は大虐殺しています。男はすぐ殺し、少年は兵士にしています。女は拉致し、強姦したり、無理矢理結婚させたり、奴隷にしたりしています。野蛮な集団です。
Ｈ２７．２．１
著者 金美齢 初版キリスト紀元２０１０年２月１８日 発行所 ワック株式会社
感想 日本が大東亜戦争に負けると、当時日本国内であった台湾は、支那大陸にいた蒋介石の率いる国民党軍によって占領されました。例に漏れず、国民党は汚職にまみれており、それに嫌気のさした台湾国民は、立ち上がりました。それを国民党軍は弾圧しました。それが、二・二八事件（にいにいはちじけん）です。二・二八事件は、1947年2月28日に台湾の台北市で起こりました。国民党によって、2万8千人の台湾国民が虐殺されました。白色テロとも言われています。
日本は、米国だけに占領されたと行っていますが、それは事実に反します。朝鮮と北方領土は、露西亜（ソビエト）に占領されました。台湾は、中華民国の国民党軍に占領されました。二・二八事件の結果、台湾は中華民国の侵略を受け中華民国の領土となったのです。この侵略の影響で、台湾の教育界も、日本語から北京語に強制させられました。台湾語も禁止されたのです。Ｐ７７に記述されています。金美齢さんは、台湾の独立運動に参加しており、日本国内にいても、国民党の監視を受けていました。「台湾青年」という台湾独立運動の雑誌にも関わって（Ｐ１０１）いたそうです。日本人は、台湾が日本であったことを忘れてはなりません。また、台湾国民は、日本統治を感謝しているとも書かれています。
台湾人と外省人は区別しなくてはなりません。外省人（台湾省の外の人）とは、支那大陸からやってきた台湾の進駐軍です。米国軍は言論弾圧と偽りの東京裁判を行いました。しかし、国民党は台湾人を虐殺しました。言いがかりのような理由をつけ、逮捕し、暴行を働き、裁判に名を借りて虐殺したのです。米国の行った弾圧が良いとはいいません。それ以上に国民党が行った台湾人の弾圧・虐殺は目に余るものがあります。
国民党は、台湾国民のためには働いていません。自分たちの権力が伸びることだけを考えています。外省人は台湾人ではありません。台湾は、台湾人によって統治され無くてはならないのです。台湾は、中華民国の植民地ではないのです。
日本政府は、台湾を早く承認するべきです。中華人民共和国と台湾を同時に承認すれば良いのです。更に、中華人民共和国に、植民地を開放するように働きかけないとなりません。例えば、チベット、東トルキスタン、南モンゴル、満州です。
日本が中華民国（台湾）を承認していたのに、中共を承認したいがために，台湾を見捨てました。そのことを台湾人は怒っているのです。けっして、日本が台湾を統治したことを怒っているのではありません。台湾人は、台湾統治を感謝しているのです。台湾は、日本が台湾を見捨てて中共を承認したことを怒っているのです。
日本人は、見捨てたことを反省しないといけません。日本は、中共が何を言おうと、「台湾」と「中共」を両方承認するべきでした。金儲けのために中共のみを承認するのは、悪魔に魂を伐ったのと同じ事です。日本人は、本書にある「日本精神」を思い出さないとなりません。
Ｈ２７．１．４
著者 澁谷司 初版キリスト紀元２０１４．８．７ 発行所 経済界
感想 Ｐ１６：中共の環境法政は、あることにはありますが、（１）共産党の腐敗（２）貧富の格差（３）社会的不正義（地方政府による住民からの土地・家屋などの収奪等）により、環境問題が悪化し続けています。どんなに、良い法律があっても、賄賂を役人に渡せば、守らなくても良くなるのでは、環境法政は実行力が無いことになります。ＰＭ２．５ ＰＭ１０で汚染され、その汚染された大気が偏西風に乗って、日本の南西諸島や九州・四国・中国・近畿・東海に影響を及ぼし夏には、光化学スモッグ注意報が出るようになってしまいました。日本がどんなに大気汚染に注意しても、中共から大気汚染を垂れ流しされたらたまりません。Ｐ５２：大河川の水がほぼ工場廃液などで汚れている。そのため、地下水の９０パーセントは汚染され、河川水の４０パーセント、地下水の５５パーセントが飲料に適さない。つまり、中共の農産物に使われる水が汚染され、汚染にまみれた農産物が作られると言うことです。更に、農薬の汚染もひどくなっています。中共の共産党幹部職員は、安全な食物を日本などから輸入しています。また、Ｐ５６にあるように、汚染水のために「がんの村」が４５９村あるそうです。Ｐ８８：専門家によると２００８年の調査で、市場で流通している米のサンプルの約１０パーセントが基準を上回るカドミウムを含んでいたという。このように、記述されています。日本の総菜などに中共の米が使われているとは、恐ろしいことです。日本産か中共産か明記するべきです。
Ｈ２６．１２．７
著者倉山満 初版 平成２６年５月１日 発行所 扶桑社
感想 Ｐ２０：日本は大東亜戦争で米国に対して無条件降伏をしたと思い込まされていますが、それは嘘です。国体（天皇を家長とする体制）を護持することが条件でした。条件降伏です。Ｐ４９：日本国憲法は、不戦条約というののパクリ条文であると書かれています。いかに、日本国憲法が、急ごしらえのＧＨＱ憲法であるかが分かります。そして、日本の米国の植民地化を狙う憲法であることも分かります。Ｐ５１：９条の２項では、「国の交戦権は、これを認めない」とありますが、誰が誰に認めないのかは、鈴木政洋は考えたことがありませんでした。しかし、倉山満氏に言われてみれば、ＧＨＱが日本国に対して認めないと解釈すればよく分かります。Ｐ１１８：日本国憲法の押しつけは、あらゆる国際法に違反しています。具体的犯罪にしても、アメリカ軍が進駐した最初の十日間に神奈川県だけで１３３６件の強姦事件が発生しています。「徹底抗戦派」の主張は正論なのです。このように書かれています。その通りです。アメリカは二枚舌なのです。占領当時のアメリカ軍は強姦魔なのです。Ｐ１８１：レッドパージ事件では「マッカーサーは日本国憲法の上位に存在するから、最高裁では裁けない」など被害者を門前払いにしました。このことは、「マッカーサーが、日本に民主主義をもたらした。」と言うことは、嘘だと分かります。Ｐ２０２：ＧＨＱが神道を弾圧したことは、キリスト教徒の魔女狩りに似ています。まさしく、マッカーサーは、野蛮な人物なのです。
この本で、いかに日本国憲法が欺瞞に満ちた憲法であるかが分かります。是非、日本国憲法を無効にして、帝国憲法を復活させましょう。そして、帝国憲法の一部を必要に応じて改憲しましょう。あくまで、日本国憲法は、マッカーサーとＧＨＱという強盗団が作った憲法なので、無効なのです。脅しで契約された契約書が無効であるのと同じ理由です。
Ｈ２６．１０．２６
著者 佐藤守 初版 平成２４年１２月８日 発行所 青林堂
感想 Ｐ２９８：「太平洋戦争」には負けたが、「大東亜戦争」には勝った！」・・・ことの言葉が感動的です。「太平洋戦争」は、米国の「ヨーロッパ戦線」「太平洋戦線」と言う二正面作戦の中の「太平洋戦争」なのです。米国の見方なのです。日本は、大東亜戦争と呼んでいます。白人と日本との闘いです。白人は、大東亜戦争前には、大日本帝国、満州国、タイ以外の国は、全て白人国家群と植民地ばかりでした。大日本帝国が最後の砦だったのです。その大日本帝国が白人国家「米国」に負けたということは、世界が白人司会の手に落ちたと言うことなのです。しかし、大日本帝国は、支那戦線では勝っていました。多くの軍人がまだ存在していました。インドネシアでも仏蘭西領インドシナ（ベトナムとカンボジア）、台湾、フィリピン、ビルマなどにいました。帝国以外の軍隊は健在でした。そして、それぞれの独自の判断で、独立運動に協力・支援・指導しました。中共の林彪に空軍創設の手伝いをしました。インドネシアでは、大々的に独立運動を指導・支援しました。印度のチャンドラ・ボーズへの支援など、アジアの独立のために昭和２０年８月１５日以降も活躍しました。当時の日本本土では知られなかったことです。ベトナム戦争のベトコンの指導は、日本が行いました。従って、日本が米国側にたって協力することは無理なことでした。韓国は、米国の属国となって、ベトナム戦争に参戦しました。ある意味で、日本と韓国・米国は敵同士となったのです。このような歴史的事実があって、ベトナムは親日的なのです。ベトナム戦争が終結（米国が南ベトナムを放棄）したのが、昭和５０年４月３０日なのです。大東亜戦争は、白人の植民地になっていた有色人種が独立を果たし、共栄（ともに栄える大東亜共栄圏）することが、目的だったのです。その意味で、大東亜戦争の終結したのは、昭和５０年４月３０日なのです。日本が米国の歴史を踏襲する必要はないのです。日本は日本の歴史に従うべきなのです。
Ｈ２６．９．１
著者 福山隆 宮本一路 初版 平成２４年２月２９日 発行所 幻冬舎
感想Ｐ６１：「トモダチ作戦」は、単なる善意に満ちたボランティア活動ではありません。日米調整所が市ヶ谷（防衛省）、横田（在日米軍司令部）そして仙台（東北方面総覧部）に設置されましが、その総司令島は、日本国首相官邸ではなく、横田だったのではないと、と考えるのは、決して穿った見方ではありません。敗戦から７０年、以前実質的に占領を続ける米国が、東日本大震災対応まで仕切ったのではないかと、筆書は疑っています。このように書かれています。民主党政権では、東日本大震災によって、ロシアや中共の侵略を受ける可能性があったのです。それを放置すれば、米国は太平洋支配への野望が頓挫してしまいます。頓挫すると言うことは、ロシアや中共の原子力潜水艦搭載核ミサイルが太平洋に自由に往来し、米国本土を直接狙います。そんなことを、米国が許すはずがありません。おそらく、この米国の太平洋支配とロシアや中共から直接核ミサイルで本土を狙われないことが最重要課題だったのでしょう。Ｐ１１０：今回の原発事故で明らかになったように、原発攻撃による被害は、心理的被害のみならず、長期にわたり、広範囲に放射線の被害をもたらします。放射線の被害が広範･長期なることにより、在日米軍の基地機能に大きなダメージをあたえることができます。このように書かれてます。日本には、一テロリストに変わるかも知れない中国人（中共国籍の国民及び日本国籍を取得した中共国民）が１００万人以上います。朝鮮人も６０万人います。日本は極めて恐ろしい状態になってます。Ｐ１５９：現行法の限界では、日本帝国憲法は戦争や国家事変（動乱や天災）に際しては、緊急の戒厳令が規定されていますが、ＧＨＱの作った日本国憲法には、有事を想定していません。それが証拠が憲法９条です。
Ｈ２６．１．１９
著者 宮崎正弘 初版平成２５年９月２６日 発行所 ワック株式会社
感想 Ｐ１５：プロローグに「北京愛国」「上海出国」「広東売国」と書かれています。昨年までは、中国は存在していたと思っていました。しかし、実は「中国」は、中華民国が言い始めるまでは、存在していなかったのです。中国という言い方は、中華民国が中国と四で欲しいと言い出すまでは、無かった言い方なのです。中国共産党も中華民国に続いて、中国と言っています。しかし、中国が１つの国だと思うと、大きな勘違いを起こします。むしろ、「中国はＥＵである」くらい思っていた方が良いのです。中共（中国）の実態は、支那大陸（中国大陸）は、統一されているようで、統一されていません。点と点が結ばれていて、それを北京が支配しているだけなのです。言葉（北京語、上海語、広東語など、北京語を中国語と読んでいるだけです。）も地方によって違いますし、考え方も違っています。中共（中国共産党）の軍閥が協力して、軍事力を使って、統一しているだけです。地方に行けば、それぞれの軍閥が地方を牛耳って、税金も勝手に取っています。支那大陸の現在一番強い軍閥が中国共産党の権力を委譲されているのです。しかし、習近平が圧倒的な力を持っているわけではないので、習近平は、人民解放軍や共産党員などの力を使って反日暴動を起こしたのです。Ｐ４０：「天津人は朗らかに爽快に人生を送る」とあります。反日暴動などの野蛮な行為はしないそうです。北京に近いのに、全然違うのですね。Ｐ６２：河南省で貧困のため売血をしたところ、エイズに感染し、「エイズ村」ができると中国共産党が厳格な報道管制を聞き、「エイズ村」への出入りを厳重に禁止し監視していた。そのため、報道すらされませんでした。やっと、キリスト紀元２００９年に報道されたのです。Ｐ１０４：海外華僑は４０００万人で、そのうち２０００万人が広東人（東アジアが多い）、１０００万人が福建人（米国のチャイナタウンが多い）と書かれています。今まで、中国人が華僑になったと思っていましたが、実は、違うのですね。広東人や福建人が華僑になったのですね。Ｐ１５５：台湾の経済人は、腐敗した身長の役人を追い出すには日本軍の力を必要とした。こう書かれています。日本は真面目に台湾を運営していたのですね。児玉源太郎氏は、台湾の殖産産業を行い。台湾の経済基盤を作りました。台湾が植民地でなかったことは明かです。台湾は日本に併合され、台湾人は日本人になっていたのです。Ｐ２２２：四川には、漢族とは無縁の太陽信仰の農業国があったそうです。キリスト教紀元前３０００年から紀元前１０００年の２０００年間、広漢市にある三星堆（さんせいたい）遺跡にあったそうです。北京を含む「黄河文明」より古い「長江文明」があることを中共は否定し、歴史から抹殺しました。このように、書かれています。日本で言われている「中国６０００年の歴史」と言うのは嘘っぱちであることがよく分かります。Ｐ２６６：「中華民族」は存在するのか。と問い。毛沢東以来、共産党が常套句としてきたものの、実態を伴わない架空の概念である。と書かれています。この本を読んで、いよいよ、中国が中華民国より前には、存在していなかったと鈴木政洋は確信しました。Ｐ２７４：少数民族は小学校三年生から北京語が強制され、少数民族の言葉は学校で禁止された。このように書かれてます。中共が少数民族を大切にしていると宣伝（北京オリンピックで少数民族を出演させたと称していましたが、実はは漢族であった。）していることは、嘘っぱちであると分かります。Ｐ２７７：ウイグル帝国栄光の日々 このように書かれています。キリスト紀元７４４年にウイグル人が最初に成立しました。８４０年にキルギスに滅ぼされました。世界には、ユダヤ人は古代エジプトで滅ぼされました。ジプシーは、印度北部にあったロマ国の末裔で、ロマ国はキリスト紀元５世紀に国を滅ぼされ、国は再建されず、世界を放浪し、一部ではジプシーと呼ばれ差別されています。日本国民を守るのは、日本国民しかいないのです。米国は、現在日本を守った方が良いと思っているから、日米安全保障条約を結んでいるのであって、１００年後も日米安全保障条約があるかとうかは分かりません。Ｐ２９６：「ベトナム難民」は厳密に言うとベトナム人ではなかった。旧政権と賄賂で繋がり、闇の商権を拡大してきた華僑だったのだ。ベトナムのボートピープルとは、「仏印時代に入り込んできた華僑でフランス人の手先となって徴税や阿片専売公社の運営を手伝い、ベトナム経済を実質的に支配した」人々である。華僑はベトナム人の報復を恐れて、共産主義者の独裁政権から逃げたのだ。しかも、彼らを襲った海賊は中国人が主だった。このように書かれています。今まで、鈴木政洋は、ベトナムのボートピープルはベトナム人だと思っていました。華僑であったと報道された記憶はありません。
この本を読めば、中国とはどんな国か認識を新たにする人は多いと思います。
Ｈ２５．１２．１４
著者 田母神俊雄 初版 平成２３年２月２８日 発行所 徳間書店
感想
Ｐ２９：日本の三沢基地にも設置されている「エシュロン」は、レーダーで通信傍受をしています。→大東亜戦争の１曲面である米国との太平洋戦争でも、日本の暗号が通信傍受されており、多くの軍事作戦が米国に解読されていました。ミッドウェイ海戦敵国の作戦が分かると言うことは、自国を有利に展開させることが出来ます。それは、軍事面に限らず、政治面や慶山面にも及びます。日本の情報に関する組織は、警察や自衛隊、各省庁それぞればらばらなので大きな力を持つことが出来ません。日本は中央情報局を作り、各所の情報を統合し、日本の国を有利に導く必要があります。
Ｐ５２：安保条約は自動参戦を保証していません。米国大統領が命令すれば３ヶ月は日本のために戦う可能性がありますが、３ヶ月を過ぎると米国議会の承認が必要です。→このようなことがあるからと言って、中共が尖閣を侵略した場合、米国は黙っていないと鈴木政洋は考えます。なぜなら、中共は尖閣にレーダーサイトとミサイル基地を作った場合、日本のＰ３Ｃで中共の原子力潜水艦を追尾出来なくなり、中共の原潜は、日本の南西諸島を自由に通過し、原潜に積んだＳＬＢＭ（潜水艦搭載の核ミサイル）が太平洋に進出し、米国の大都市を攻撃可能になります。米国がこのようなことを認めるわけがないと思います。
Ｐ１３２：外国人留学生に毎月１７万円以上奨学金を渡しています。その多くの中国人に無償で渡しています。ところが、日本人には奨学金を出しても返す必要があるのです。→日本政府が日本人を差別しておとしめていると言うことです。日本人の政府か、中共の傀儡政権とも思えます。少なくとも、日本の文科省は中共の傀儡的な行動をしていると言うことです。
Ｐ１９３：白人国家は、３００－４００年もの間、有色人種をいじめてきた。このように記載されています。日本がはじめて、白人国家に挑戦をしたのです。そして、敗戦したものの勇戦し、有色人種の強さを示しました。それが、有色人国家の勇気になり、独立を勝ち得ることにつながったのです。
Ｈ２５．１０．２７
著者 黄文雄 初版 平成２５年６月３０日 発行所 ヒカルランド
感想 Ｐ２２：戦乱と天才で民衆が小飢餓のときは草木で餓えをしのぎ、大飢餓になれば「共食い」を余儀なくされる・・・支那（ＣＨＩＮＡは、英語読みでチャイナ、フランス語読みでシナ）大陸では飢餓が頻繁にあり、食人もそのたびになされたそうです。Ｐ２４：青年が年長所の肉体の一部を喰うことによって千恵と体力を継承できると考えていたそうです。恐竜の骨が漢方薬になるという話は聞いたことがありますが、人間そのものが漢方薬的な役割があるというのです。恐ろしいことです。「菅仲は、わが斉の反逆者である。殺して醢（かい）にしてやらねば、こちらの気がおさまらぬ。身柄を引き渡してもらいたい。もしいやというなら、ただちに魯国を包囲する」とあります。中国大陸の春秋戦国時代（キリスト教歴前７７０年～前２２１年）に醢とは、保存用の細切り肉の塩漬けで、祭祀（さいし）や飢餓に備えらたそうである。支那大陸には３０００年以上の食人の歴史があるとは、たいしたものですね。Ｐ２６：「共食い」は、中華文明発祥の地である黄河流域に限られていた。それが、中華文明の発展とともに南下していった。文明が発展し、人口の爆発的増加により田畑の乱開発が始まり森林が伐採され、沼沢は涸れ、大規模な環境破壊が行われます。その結果、天災を誘発し、大飢饉をもたらします。最後に大飢饉の末、食人が行われます。Ｐ２９：キリスト教歴１８１１年三等地方の大干魃、華北の洪水、甘粛の疫病蔓延、四川の地震が重なって、この一年で死者二千万人を数えた。太平天国の乱（１８５１～６４）では、死者が五千万人に達した。Ｐ３０：宋のキリスト教歴１２０９年華中地方の大飢饉で「淮河（わいか）の民衆は、道端に倒れた屍体を食い尽くし、埋葬された屍体を食い尽くし、埋葬された屍体まで掘り返して食べた」その前年には「屍体の３～４割までが食われた」と言う記録が残されています。このあたりまで読み進めると、支那大陸の「食人」が大飢餓をきっかけに、当たり前に起こってしまうことが信じられるようになりました。Ｐ４５：アメリカ人記者クリストファ夫妻の著書「新中国」に文革中、人の股が食堂に吊され「階級の敵」を食おうと「張紙」を呼びかけていると書かれています（日本語訳では削除されています）。１９５９年～６１年の大飢饉では、「大躍進運動」の失敗で国土が荒廃し、そこに連年の自然災害が追い打ちをかけた。黄河・長江流域が未曾有の干魃に見舞われ、さらに洪水と疫病が襲い、米プリンストン大学エール教授の推計では、２７００万人、文革後の党中央の幹部会議で出た資料のなかでもっとも多い数字が６０００万人。Ｐ８７：長引く戦争で兵糧を求める軍隊の標的は、まずは不幸な民衆、ことに逃げ足の遅い老人や幼児、婦女であった。さらには敗軍の将士、場合によっては友軍の戦友さえ”動物性タンパク質”の供給源となった。Ｐ１４３：太平天国で南京を占拠したキリスト教歴１８６４年１月、曾国藩（そうこくはん）の末弟・曾国荃（そうこくせん）ひきいる湘軍五万が天京（てんけい）を囲んだ。このとき、李鴻章の淮軍（わいぐん）も参加しようとしたが断られている。日がたつにつれて、城内では食料が欠乏しがちとなり、洪秀全さえ雑草を食べていたという。囲むこと半年以上、城内を飢餓状態に追いやると、湘軍は７月１９日に総攻撃を開始した。城壁九カ所が爆破され、全軍が市内に突入した。攻防は二週間で湘軍の勝利で終わったが、そのあと殺人、強姦、放火、略奪が一ヶ月も続いた。南京は湘軍による屠殺場となったのである。財宝を積んだ列車が、えんえんひと月も連なって南京城を出ていったともいう。・・・これを読むと、中共が南京大虐殺を捏造する時、支那大陸で歴代行われてきた残虐行為が十分に参考になったことは自然なことだと思います。Ｐ１５４：人肉の値段は、畏怖や豚の肉より安く、肥えたものでも一体が十五貫（米三升分）に過ぎなかった。・・・信じられないことですが、人肉市場があつたそうです。しかも、人肉が安かったと言うことも信じられなかったのですが、大飢餓状態では、屍体は大量にあるのでわざわざ買わなくても手に入るからでしょう。Ｐ３２６：支那大陸の福建・広東地方によく見られる村と村との機闘（かいとう）の伝統的習俗である。これも既述だが、つい１９世紀まで、海外から厦門（あもい）経由でマレー・ポリネシア系の「番肉（ばんにく→人肉です）」を輸入していました。
この本を読んで、支那大陸の人々は、「なんでもあり」というのを実感しました。このような民族とは、普通の交渉力では負けです。人を食った話に騙されるのではなく、当時は本当に、交渉力が無く、相手が強ければ食われてしまうことがあるからです。相手が独裁的で怒り浸透すると、殺して食べてしまうことがありました。支那大陸には、恐ろしい指導者がいたものです。現在の支那大陸の指導者にも、その遺伝子が組み込まれているのです。人食に比べれば、南京大虐殺の捏造なんてたいしたことが無いのかも知れません。しかし、そんな事が許されるのは、支那文明だけで、キリスト文明もイスラム文明も、仏教の世界でもそんなことは許されません。このような野蛮な国が世界を支配したら、ナチスが世界を支配するよりも恐ろしいかも知れません。中共が野蛮な国のままいるか、文明国になるかは中共の問題です。是非、中共には、植民地（チベット、東トルキスタン、南モンゴル）を解放し、民主主義国になって欲しいものです。ならなければ、国際的圧力をかけていかざるを得ないでしょう。
Ｈ２５．８．１７
著者 竹田いさみ 初版 平成２３年２月１０日 発行所 筑摩書房
感想 Ｐ７：１６世紀～１７世紀英国では、海賊（Pirates）ではなく海の犬（Sea Dogs）と呼ばれていた。 このように書かれている。シーシェパード（Sea shepherd）を思い出す。シー・シェパードも海賊の一種だからです。Ｐ１３：国際法では、海賊行為は、「公海」における「暴力行為」や「略奪行為」として定義されている。これに従えば、シーシェパードは、日本の捕鯨船に対して、攻撃をしているので、海賊行為と言って間違いないでしょう。Ｐ１４：１６世紀、英国とヨーロッパでは、異なる暦を使っていて、プロテスタントとカトリックでは、１０日間ずれている。キリスト教歴（西暦）に種類があることを始めて知りました。Ｐ２０１：三角貿易・・中央米国（カリブ海地域：砂糖・タバコなど）→英国（銃・織物など）→西アフリカ（黄金海岸＆奴隷海岸：黒人奴隷）→中央アメリカ
今まで、海賊を使って世界を探検したと思ってきましたが、むしろ、英国王室が海賊を使って、海賊から利益を得ていました。英国王室に貢献している海賊を「探検家」「航海家」「冒険家」と呼んで合法化しました。英国海軍の基礎は海賊だったのです。おそらく、米国大陸を西洋に紹介したコロンブスと似ている気がします。
Ｈ２５．７．２８
著者 竹田いさみ 初版 平成２５年５月１０日 発行所
感想 Ｐ１１：１０万トン級の大型コンテナ船でも、船長を含めてすべての乗組員は２０人前後にすぎない。これでは、小さな町工場の規模ではないですか。この人数では海賊は喜んでいるのに違いありません。Ｐ１８：大型原油タンカーの身代金額は、最近１０億円を超えています。ソマリア海賊が行っているのです。昔は、帝国主義国が海賊を雇っていました。しかし、現代は犯罪組織と関わって、海賊が武器を手に入れたり、船を手に入れたりしています。Ｐ４０：キリスト教歴２００８年～２０１２年の５年間に、ハイリスク・エリア（アラビア～インド洋辺り）で、８９０件の海賊事件が発生し、人質になった乗組員は、３４１６人いました。人質は抵抗すればあっさり殺されるそうです。日本屋内における人質とは感覚が違いますね。Ｐ５０：日本などがイニシアチブを発揮してアジア海賊対策の地域協力が功を奏して、最近ではめっきり海賊事件が減り、とりわけ大型の海賊事件が発生しなくなりました。Ｐ５９：米国の無人偵察機が２０１１年、ソマリア本土の沿岸地帯をくまなく撮影した際には、南北に長く連なる海岸線に集結していた約３５００人が、海賊として出撃体制の準備にあった。無人探査機やＰ３Ｃが海賊の索敵に利用できるとは初めて知りました。Ｐ７１：国連安全保障理事会（２０１０年３月）中国製の武器が大量にソマリア海賊へ供給されていると書かれていました。中共は、金儲けのためならば、何でもすると言うことがよく分かります。Ｐ１３４：海上自衛隊は、２００９年３月１４日、護衛艦「さざなみ」「さみだれ」をアデン湾に派遣しました。日本のソマリア沖の海上自衛隊による海賊対策が世界に役立つ手いると思います。Ｐ１７４：ソマリア沖の天然ガスを開発することによって、ソマリアの経済を安定させ、海賊にもならなくても済むようにしないといけません。
Ｈ２５．７．２８
著者 田母神俊雄 初版 ２００９年５月２０日 発行所 飛鳥新社
感想 Ｐ２７：石破氏は、キリスト教歴２００８年１月、自らの執務室で受けた中国共産党系の新聞インタビューで「靖国神社を参拝したことなどないし、これからも絶対に参拝はしません。」「大東亜戦争は人の侵略戦争でした。」「従軍慰安婦も軍が関与した者であり、南京大虐殺も存在したと認識しています。」と答えている。 このようなことが書かれています。、石破氏は、防衛大臣の時このような発言をしました。つまり、防衛大臣の命令で、自衛官が殉職したとしても、参拝することはしない。無視すると言うことです。こんな人間が、防衛大臣だとは、信じられないことです。殉職しても知らんふりする防衛大臣のために働きたいと思うでしょうか。自衛隊員は、田母神閣下のためには、死んでも、石破のためには死なないと思います。Ｐ５７日航機「よど号」ハイジャック事件について書かれています。これが、北朝鮮による日本人拉致問題（４００人以上）の遠因となりました。 Ｐ６７：防衛省の内局（背広組）が自衛官（制服組）を管理するのがシビリアン・コントロールだと考えている政治家や一般人が多いが、本質的にはその解釈は間違っている。シビリアン・コントロールとは、政治家が軍の運用を決定するというもである。現在の日本の自衛隊における内局のあり方は「独裁国家における軍をたえず見張っている政治将校と同様の存在」ということになる。このようなことが書かれている。実際、内局には、左翼と思われる人物が目立っている。更に、民主党政権下で、内局に左翼が更に増えました。そのため、自衛隊で「左翼でないかどうか、日本に対する愛国心がないかの思想調査」が行われていました。第二次安倍政権では、中止されているはずです。Ｐ９３：１９７７年９月、バングラディシュの首都ダッカで、日本赤軍によるハイジャック事件が発生。日本赤軍は日本政府に対し、獄中の赤軍活動家の解放と身代金６００万円を要求。この法外な要求を、全方位外交を掲げる福田赳夫首相は「人命は地球より重い」と言って、超法規的行動によって丸呑みした。２週間後、ドイツで同様の事件が起き、特殊部隊が全員を射殺した。この後、北朝鮮秘密工作員による日本人拉致事件が頻発しました。結局、よど号ハイジャック事件の後、日本が特殊部隊を作り、ドイツのような対処が出来るようにしていたら、ダッカハイジャック事件は、赤軍派の射殺で終結し、北朝鮮による日本時拉致事件も起こらなかったか、数名の拉致で済んだはずだと思います。Ｐ１４５：「我が国には多くの反日的日本人が存在し、米ソの冷戦構造が崩壊したにも拘わらず、国内的冷戦状態が続いている。」と書いてあります。その通りだと思います。Ｐ１８１：中国大陸における遺棄化学兵器処理問題は、日本軍がソ連軍及び中国共産党軍に引き渡したという正式な資料が発見されているのにも拘わらず謝罪し、法外な要求に応えて、既に１０００億円近くも支払っている。このように書いてあります。つまり、遺棄化学兵器を日本軍が引き渡した以上、ソ連軍と中国共産党軍が処分する義務があります。日本政府は、中共の義務を果たさせるべきです。
Ｈ２５．７．２１
著者 福山隆 初版 キリスト教歴２００９年５月８日 発行所 光人社
感想
Ｐ２３：大東亜戦争までは、帝國陸軍の連隊旗は天皇が直接歩兵連隊長に渡したそうです。現在は防衛大臣からだそうです。自衛隊は内閣のためではなく、国のために働くので、天皇陛下からの方が良いと思います。Ｐ７８：「第３２普通か連隊長は都内の毒物を探知し、これを除去せよ」という命令が第1師団長から伝法であったそうです。毒ガスが散布されて人が死亡しているのに何故「治安出動命令」ではなく、「災害派遣命令」であったのかが疑問だと書かれていました。鈴木政洋もその通りだと思います。オーム真理教の無差別テロなのだから、治安出動命令を出し、破防法を適応されるべきでした。破防法ならば、オーム真理教が名前を「アレフ」に変えようが何しようが、全てを壊滅させることが出来たはずです。野党の反対などに屈することなく破防法を適応されるべきでした。米国は、災害ではなくテロと認定していました。そして、オーム真理教のようなテロ行為があったときの対策をすぐに取ったそうです。
Ｈ２５．６．９
著者 田母神俊雄 初版 平成２２年２月２８日 発行所 徳間書店
感想 Ｐ２８：「満州国はわずか１３年で人口が３千万人から５千万人に増加しています。」とあります。英国のリットン卿が満州国を国と認めませんでしたが、それは国際連盟として認めなかっただけで、以下（ウィキペディアより引用）の国が満州国を承認していました。1. 大日本帝国（枢） - 1932年（大同元年）9月15日、日満議定書によって承認
2. エルサルバドル（連）- 1934年（康徳元年）3月3日、日本に続いて2番目の承認国[31]
3. コスタリカ（連）- エルサルバドルと同時に承認[32]
4. 中華民国南京国民政府（枢） - 1940年（康徳7年）11月30日の日満華共同宣言によって相互承認
5. タイ（枢）
6. ビルマ国（枢）
7. フィリピン（枢）
8. 蒙古聯合自治政府（枢）
9. 自由インド仮政府（枢）
10. ドイツ国（枢） - 独満修好条約によって承認
11. イタリア王国（枢） - 後に日満伊貿易協定を締結
12. スペイン
13. ポーランド（連）
14. クロアチア独立国（枢）
15. ハンガリー王国（枢）
16. 独立スロバキア（枢）
17. ルーマニア王国（枢）
18. ブルガリア王国（枢）
19. デンマーク（ドイツ占領下）
20. フィンランド（枢）
同じ意味で、台湾は、国連（連合国会）から中共と交代して脱退しました。しかし、国でなくなったわけではありません。承認していない国を侵略しても良い理由にはならないはずです。一部の日本人が「台湾は国ではない。」と思っている人がいますが、それは大間違いです。国連に加入していなくたって、国は国です。
Ｐ９５：”自民党の石破茂さんが、キリスト教歴２００４年３月、海上自衛隊幹部候補生卒業式での訓示で、石破さんは「自衛隊は政治に関して関心をもつべきだ。専門的な立場で意見を申し述べることは諸官の権利であり、義務である」という趣旨の発言をしました。ところが、私の論文問題の際の記者会見では「航空自衛隊のトップにある人が、政府の見解と明らかに異なる発表をしたことは、政府の中で意見が割れていると受け取られかねない」と言いました。指揮官ならば「空幕長が論文で意見を発表した責任は、かつて防衛大臣を務めた私にある」と言うべきなのです。このような態度では部下に信用されません。多くの自衛官が彼を見限ったことでしょう。責任回避、梯子外しの典型です。”とあります。その通りだと鈴木政洋も思います。また、石破茂氏は、防衛大臣だった時、防衛庁の幹部が賄賂をもらったという疑いが出た時、防衛庁幹部に民間のＧＰＳをつければ良いと発言しました。これでは、中共や北朝鮮の工作員が防衛庁幹部の位置情報を取得して、殺すことが出来るようになります。そのような危険も考えずに馬鹿なことを考えるのは、石破茂氏が愚かであると思います。Ｐ９７：「自衛隊が大臣と直接やりとりすれば５分で終わるものが、内局を通すことで１週間もかかるのです」とあります。内局は、一般に背広組と言われる人たちです。この人たちの中には、革命家（共産主義者）も混じっています。内局の構成員も自衛官の１人です。自衛隊から革命家を排除して、内局は軍事専門家しかなれないようにする必要があります。
Ｈ２５．６．２
著者 黄文雄（こうぶんゆう） 初版 キリスト教歴２０１２年１２月３１日 発行所 株式会社ヒカルランド
感想 Ｐ１８：中共（中国共産党）の確信的利益というのは、自分が手に入れて意図思っている利益と言うことで、それが他国の領土であれば、侵略したいと思っていると言うことです。例えば、チベットや、南シナ海、台湾を確信的利益と言っています。中共は現役の帝国主義国家です。中共は軍国主義国家です。Ｐ２０：東トルキスタン（中共の植民地である新疆ウイグル自治区）から、中共の鉱産物の８３パーセントが産出されています。中共が東トルキスタンを確信的利益というわけです。また、「ウイグルでは、町に大きな門を作っている。」と書かれています。これは、中共の公安（日本で言う警察）が、東トルキスタン人を監視しているのです。漢族はこの門から出られても、基本的に東トルキスタン人は出られないのです。この事実からも、東トルキスタンが中共の植民地であることがわかります。
Ｐ２１～２３：中共とロシア（ソビエト）は、モンゴルを分割占領し、ロシアはモンゴルの北側を傀儡国家とし、南側は、中共が植民地として併合しました。Ｐ２７：元及び清の時代はそれぞれの皇帝が、チベットとは檀家と寺の関係でした。キリスト教で言えば、チベットはバチカン共和国でした。しかも、元も清も漢族の国ではなく、モンゴルの国です。原野心の領土だったところが、漢族の土地であるはずがありません。Ｐ５４：元外務相国際情報局長の孫崎氏が「朝まで生テレビ」の中で「尖閣はもともと中国のものです。」と言っています。この部分を読んで驚きました。外務省の中に中共の手下がいると言うことなのです。外務省は、日本の国益を守るはずなのにこのような発言をするのならば、即刻降格処分あるいは、配置転換あるいは、懲戒解雇するべきです。Ｐ１２０：満州国のハルピンには、欧米の三十四の外国銀行が支店を出していました。つまり、欧米は満州を国家として認めていたのです。
この本を読むと中共やロシアが日本人に対して悪辣なことを行ってきたことがよく分かります。そして、中共が今後やりそうな侵略が見えてくるのです。
Ｈ２５．５．２７
著者 渡辺昇一 初版平成２５年２月２７日 発行所 ＰＨＰ研究所
感想 Ｐ４３：民主党菅直人元首相は、外国人（註１）から献金をもらっていました。これは違法行為です。「よど号グループ」の元リーダー田宮高麿と拉致実行容疑で国際手配を受けている森順子夫妻の長男が所属する政治団体から派生した「政権交代をめざす市民の会」に対して、菅直人の資金管理団体「草志会」が政治献金していました。鈴木政洋は、菅直人元首相は北朝鮮の傀儡政権であったとも考えます。Ｐ６７：二・二六事件の皇道派に影響を与えた北一輝は「右翼」といられてましたが実は左翼思想の持ち主であった。このことは初めて聞いた話で新鮮でした。Ｐ６９：統制派の幹部は口では「忠君愛国」と言いながら実際には左翼思想であった。このように書かれています。別の本で、満州国には日本の左翼思想家が送られているとも聞いたことがあります。大東亜戦争前から左翼は浸透していたんだと改めて思い知らされました。また、Ｐ７１にあるように、ルーズベルト政権に３００人ものソ連のスパイが入っていて、ハリー･デクスター･ホワイトと言うソ連のスパイが「ハル･ノート」の原案を起草しました。ソ連は米国を第二次大戦に参加させたかったのです。Ｐ７８：日本は、英国や米国がポーランドを脱出したユダヤ人の船の寄港を許しませんでした。しかし、日本はユダヤ人の入港を許可しました。英国も米国もユダヤ人を差別していたのです。人道的なのは日本だけでした。
Ｐ１６０：今回の福島原発事故の放射線量の１７００万倍が広島の原爆投下による放射線量です。日本近隣の中共やロシア、北朝鮮・韓国は日本を侵略したがっています。ところが、日本が原発を持ち日本が核兵器を持つと日本を侵略することが不可能になるので、日本の左翼や革命家は原発に反対するのです。
Ｐ１９５：「相続税をゼロにする。」と書いてあります。ＧＨＱは、日本の家族制度を崩壊させるために相続税を儲けました。だから、ＧＨＱの念願が叶って、日本の家族制度が崩壊してきたのです。
註１：在日韓国人、日本は北朝鮮を承認していないので北朝鮮人も韓国籍として扱われています。
Ｈ２５．４．７
著者 田母神俊雄 初版２０１２年６月１０日 発行所 ＫＫベストセラーズ
感想
Ｐ２２：キリスト教歴２０１０年９月７日 中共の海上民兵が日本の巡視艇みずきを攻撃しました。その攻撃した船の船長を折角逮捕したのに、仙谷由人が那覇地検に責任をなすりつけ釈放しました。そのため、中共は日本の弱腰と見下し、更に日本に破損した中共漁船（軍艦を改造した船）の賠償を求めてきました。今年になると、民主党野田首相の韓国に対する弱腰外交のために、韓国の李明博大統領は、竹島に自分の記念碑を建ててしまいました。ほとんど政治の売名行為です。しかし、日本が韓国に対して圧力をかけると、とたんに、韓国の捏造してきた従軍慰安婦の中学教科書の記述をなくました。韓国にも北朝鮮にも、中共にも圧力は大切です。圧力が功を奏すのです
Ｐ４２：日本のＧＨＱ（アメリカ）占領期間が終わりそうなとき、アメリカが竹島は日本領だと言っているのにもかかわらず、韓国独裁大統領李承晩は、李承晩ラインを勝手に引き、竹島を占領しました。
Ｐ５５：韓国に対して、戦後賠償として無償で３億ドル、有償で２億ドル、民間借款で３億ドル提供しました。韓国の当時の国家予算の２倍以上だそうです。もともと、韓国は日本であったので、敗戦国の筈です。韓国は賠償をもらえただけでもありがたいと思うべきなのですが、１度ずるいことをして得をすると味を占めた韓国は、今度は、従軍慰安婦を捏造して賠償を求めてきました。従軍慰安婦問題を捏造した上に、韓国に対する日本の戦後賠償は終了しているのにもかかわらず、賠償を要求したのです。こんな国は、友好国でも何でもありません。むしろ、敵国です。
Ｐ６１：日露和親条約で、得撫島と択捉島は、日露の国境となりました。そして、キリスト教歴１８７５年に樺太千島交換条約を結び千島列島全てと樺太を交換しました。これは、戦争を介さず平和裏に行われました。それなのにかかわらず、大東亜戦争末期に、日ソ不可侵条約を無視して、満州や北海道（樺太・地島）を侵略しました。さらに、満州国及び北朝鮮も侵略しました。
Ｐ６７：支那事変も、通州事件を中国側が起こし、日本人（朝鮮人も含む）２３０人を虐殺強姦殺人をしました。目玉をくり抜いたり、鼻や耳、局部をそぎ落としたりする残虐行為もしました。それでも、今の日本のように和平交渉を続けました。第二次上海事件で、国民党軍と日本軍が衝突し、千人以上の日本人の犠牲が出ました。やっとのことで、国民党と日本との戦闘がはじまったのです。
Ｐ６９：盧溝橋事件の最初の発砲は国民党軍ではなく、中国共産党の兵士（国共合作をいいことに）が行いました。盧溝橋事件を機に支那事変が始まったのです。
Ｐ７１：太平洋戦争を仕掛けたのは、ルーズベルト大統領です。そして、直接の日本が改選を決意したのは、ＡＢＣＤ包囲網とハルノートです。そのハルノートは、ロシアのコミンテルンのスパイであるハリー･ホワイトが原案を書きました。
Ｐ１１９：アメリカは東日本大震災の時、日本の核への恐怖をあおるために、アメリカ人を８０キロ避難させました。まんまと、日本をのせ、現在の反原発運動が盛んになりました。しかし、その薬が効きすぎて、今度はアメリカは、反原発運動を制止しようとし始めました。アメリカは、日本が核兵器を持つと広島と長崎の原爆投下の復習をすると思っています。
Ｐ１３０：オレンジ計画とは、日露戦争の頃からアメリカが練り始めた対日戦争計画のことである。１９世紀の終わりにスペインとの戦争に勝利したアメリカは、カリブ海と太平洋上にあったスペインの植民地を手に入れた。・・・中略・・・しかし、ここに強敵が立ちはだかる。日本である。・・・・当時アメリカの仮想敵国はイギリスでした。太平洋の植民地化で覇権を争っていたのです。しかし、日露戦争の後、ロシアから満州を守るために伊藤博文はアメリカを満州に入れる予定でした。しかし、朝鮮のテロリスト安重根に暗殺され、伊藤博文の策略は成りませんでした。国民がアメリカを満州に入れることを拒んだのです。アメリカの満州進出が阻まれ、中国大陸に野心を持っていたアメリカは腹を立てました。そこで、第１次世界大戦で、日本は太平洋に進出を初め、イギリスは第１次大戦で弱くなりました。そこで、日本が太平洋におけるアメリカの最大の敵になったのです。
Ｐ１３８：最近では、アメリカは日本の属国化をすすめ「年次改革要望書」を日本に要求し、日本への経済侵略を続けているのです。ＴＴＰもアメリカの日本への経済侵略のひとつです。
Ｐ１３９：アメリカの対日要求で、会社は社員のものという意識から株主のものという意識に方向転換を図りました。その意味で、製造業は人材派遣を使い社員への利益配当率を下げ、株主への配当を上げました。日本で貧困人口が増えたのは、アメリカの対日要求が原因です。
Ｐ１４２：小泉構造改革の５年間で、ＧＤＰは、５８０兆円から４８０兆円と２割近くも落ちた。ならば、株主配当も双頭に減るはずだが、何と４倍に増えたのである。・・これが、日本の貧困の増えた理由です。
Ｐ１６８：中国人の個人観光用のビザの有効期限は、従来は１５日間で、１回毎に取り直さなければいけなかった。この期間が９０日と大幅に延長されただけでなく、「数次ビザ」と言って、最初に沖縄に１泊するのが条件だが、あとは９０日間日本全国どこへ行くのも自由、ただし、９０日たったら１日だけ上海や北京に行って下さい、翌日また日本に戻って来て、また９０日いることができます。これを繰り返せば、１回のビザで３年間日本に滞在できます、ということになった。・・・中共の漢族に対する特権です。逆にフジタ社員のように中共で日本人は拉致されたり、中共の日本人の会社や店舗でデモや強盗が行われます。これでは、まるで日本が中共の植民地になったような気分になります。
Ｐ１８５：「日本政府は何をやっているんだ、早く避難指示を出せ」という国民の声に押された政府は、わけもわからず次々に避難指示地域を拡大し、樹運実は実一つで逃げ出すことを余儀なくされたのである。私は「平成の強制連行」と呼んでいるのだが、放射線被害ではなく、あの強制連行の環境変化やストレス、満足な医療が受けられなかったりして亡くなったお年寄りや病人がたくさんいる。菅直人元首相が殺人罪で訴えられないのが不思議なくらいである。避難基準の年間２０ミリシーベルトは、ＣＴスキャン３回分・・・鈴木政洋も同意します。
Ｐ１８８：アメリカは、福島原発の事故の後、スリーマイル島の原発事故以来３６年ぶりに二基の原発を作ること決定した。そしてその発注を日本の会社にしたそうだ。マグニチュード９の地震でも自動的に福島原発が停止したのを見て、世界一の我が国の言筆技術を再評価したのである。
Ｈ２４．１０．２１
著者 別冊宝島編集部 初版２０１２年３月２４日 発行所 宝島社
感想
Ｐ１５：国籍条項がないため、外国人でも「人権擁護委員」になることができます。つまり、日本で日本人が外国人を道理があって外国人を非難しても、外国人の人権擁護委員が、外国人を非難した日本人を裁判所の令状無しに捜査することができます。例えば、沖縄島北部の土地を中国人が購入することは日本の国益に沿わないと日本人が言ったとすると、中国人の人権擁護委員が、その日本人を裁判所の令状無し捜査し、人権侵害で取り締まりをされます。なお、沖縄の北部に中国人が土地を買えば人民解放軍の上陸しやすい施設を作ることができます。Ｐ４２：人権問題でお金を稼ぎたい連中がいます。たとえば、同和関係の人、同和関係以外では、思想的に左の人たちです。市民運動かといわれるような・・・ 人権侵害救済法で、革命に反対する人を取り締まったり、補助金をせしめたりするのに使われそうです。Ｐ１０７：青ヶ島共和国（東京都）が独立するという恐ろしい想定がされています。これは、道州制が敷かれ外国人参政権が認められた状態では簡単に起こせます。中共が北京オリンピックの聖火リレーで長野で、チベット人や日本人を中国人が暴行を働き日本の警察は中国人を逮捕しようとしなかったことを思い出してみましょう。こんな堕落した日本の警察では、中共が青ヶ島に中国人を移住させ、日本人よりも中国人を多くします。そこで、住民投票を行い中国人に有利な条例を作ります。そして、独立運動を起こし、最後に人民解放軍に支援させ日本から独立させます。考えただけでも恐ろしいです。Ｐ１１１：外国人参政権は相互に平等であるべき。中共で日本人が外国人参政権を得ることはできません。さらに、中国人ですら共産党員でなければ国政選挙で投票できません。Ｐ１１９：独島は我が領土：日本のアメリカ占領中で占領がまさに終わろうとする直前に韓国が侵略しました。 Ｐ１２８：対馬は韓国領土だ。韓国は弱いと分かると侵略をしてくると言う証拠です。Ｐ１４６：在日台湾人評論家金美齢さんが、平成１４年１２月、東京都立川市の女性総合センターで公園をすることになっていたんですね。日本は民主主義の国ですから、講演会は誰でも自由にできます。しかし、この講演会の企画が公表されると、たちまち立川市在住の中国人十数名がグループを作って、講演会中止を主催者に求めてきました。彼らいわく「金美齢」は台湾独立の急先鋒。彼女の後援会を行うことはわれわれ中国人民に対する侮辱だ。だから絶対反対だ。」と。・・取りやめないと実力をもって阻止する、という脅しさえかけたんです。日本人はそういうとき、しょうがないと圧力に屈するんですね。・・・言論の自由を無視する中国人を警戒するべきです。この言論弾圧をするのを「人権無視」と言って言論弾圧をするがわを助けることができるのが人権救済法でする。Ｐ１５９：在日コリアンは参政権など求めていない。・・事実だと思います。Ｐ１８４：大東亜戦争敗北後日本では、朝鮮人と中国人は戦勝国扱いになり、日本人に強盗、殺人、強姦など悪逆非道なことを行ったことが記載されています。Ｐ１９０：朝鮮総連は日本共産党の別働隊・・まるで、菅直人元首相のことのようにも思えます。
是非、日本を愛する日本人に読んで欲しい本です。
Ｈ２４．９．２
著者 宮本雅史 初版 平成２１年２月２７日 発行所 産経新聞出版
感想 Ｐ３９ このうち対日報復心理は、韓国で竹島に最も近い鬱陵島に行けば分かる。縞には郡当局が管理する「独島博物館」というのがあって観光名所になっている。ところが博物館の入口に「対馬は韓国の領土」と刻まれたでっかい石碑が建っているのだ。」１０年ほど前に建てられたというが、その趣旨は「日本が独島を手を出すのならわれわれは対馬もよこせというぞ」という意味だ。 このように韓国は、歴史を捏造します。もともと、北朝鮮付近にあった高句麗という国が南の新羅と百済や任那を侵略して、侵略した後、もともとは南の新羅・百済・任那などは同じ民族だったというように歴史を書き換えました。本当は文化が違うのにもかかわらずです。南の国々はより日本の文化に近い文化を持っていました。それが、高句麗には気に入らないのです。気に入らないので歴史を高句麗に都合の良いように歴史を捏造したのです。その歴史捏造の伝統が現代の韓国にも引き継がれているのです。
Ｐ５７ また、写真の下にある一般ユーザーのコメントには「対馬は韓国の土地、返してもらわなければならない」「韓国人達よ、いまや独島（竹島）だれでなく、対馬もやはり取り戻すときがきた」などと韓国語や英語で書き込まれているものが約１０件あった。 韓国の済州島でキリスト教歴１９４８年４月３日にはじまる韓国四・三事件というものがあります。韓国の全斗煥大統領が済州島で共産主義革命があるとして６万人（島民の１／５）が虐殺・虐殺されたのです。村ごと焼き払うとか、村の女性と男性を別々に言って男性は虐殺し、女性は何日も強姦した後虐殺したのです。このやり口は高句麗人のそれに似ています。穏やかな南の国（新羅・百済・任那）の仕業には思えません。歴史捏造は当たり前、虐殺・強姦はお任せの高句麗人。その高句麗の中心が北朝鮮というのは偶然の一致には思えません。 Ｐ７１ キリスト教歴１４１９年５月 朝鮮の太宗が倭寇征伐を名目に対馬を攻撃し領土要求をしましたが、実際の戦闘では，日本側よりも朝鮮側の戦死者が大きく上回っており朝鮮軍は撤退しました。対馬は古来から人漁なのです。
Ｐ９７ そして韓国人は今、これまで創造できなかったほどに野心を逞しくしている。インターネットを見れば、彼らは平然と、「対馬の韓国への経済依存を深めさせ、韓国人の定住者を増やし、日本に外国人参政権を三年させ、最終的には住民投票や地方議会の議決で対馬の韓国帰属を決めさせる」といった趣旨の議論を交わしているのである。 韓国の政権中枢は高句麗の影響を強く受け、野蛮な行動を繰り返しています。日本の民主党や自民党の議員に対して、韓国・北朝鮮の在日パチンコ協会から賄賂をもらい韓国・北朝鮮に有利な法律を作っています。民主党はソフトバンク（孫正義は韓国人）を経由して、東日本大震災の復興住宅受注を韓国から行うことを条件に韓国企業から賄賂をもらっている可能性が大です。民主党は賄賂まみれです。自民党がもらっている賄賂どころではありません。日本の議員は外国人からの賄賂を拒否し、日本のために働いてもらいたいです。そうしなければ、賄賂をもらっている議員は、外国のスパイとして糾弾するべきです。
Ｈ２４．７．３１
著者 防衛システム研究所 初版 平成２２年１１月１９日 発行所 内外出版株式会社
感想
Ｐ１８：清朝最盛期の覇権域の地図が記載されています。この資料は大切だと思います。つまり、ここに記載されている「中国本土」が本来の漢族の領土で、他はモンゴル人やチベット人などの別の民族の土地であることが分かるからです。もっともこの中にも若干少数民族の土地が含まれています。基本的に、中国共産党は、「中国本土」から周りの国を侵略して植民地にしていると言うことです。中共のパスポートには、中国とその民族名が記載されているのです。アメリカのパスポートに黒人と記載されているわけがありません。これは取りも直さず、中共がチベット人、モンゴル人、東トルキスタン人、満州人などを差別していると言うことです。
Ｐ２１：１９世紀末の支那の勢力図を見ると、自民党と民主党のもくろむ各国に植民地化された日本の姿を見るようです。つまり、日本が中共、朝鮮・韓国、ロシア、アメリカに侵略されている姿です。日本に１０００万人の移民を受け入れるということは、この移民のほとんどが中国人であると言うことです。中共に沖縄と北海道が狙われているようです。
この本は地図が多く中共侵略の基本的な参考資料になることは間違いないと思います。
Ｈ２４．２．１２
著者 矢口祐人 初版 平成２３年７月１５日 発行所 イカロス出版
感想 アメリカのハワイ侵略がよく分かる本です。カメハメハ大王（キリスト教歴１７５８年生まれ）がハワイを統一し、カメハメハ二世の時にキリスト教が導入され、アメリカ人の移民が増えました。カメハメハ賛成の時、ハワイ人は移民の持ってきた病気のおかげで人口が半減しました。リディア・リリウオカラーニ国王は、８代目のハワイ国王になりました。しかし、アメリカ移民の資本家とアメリカ海兵隊と結託し、ハワイにクーデターを起こし親米政権を作り、最終的に１８９８年に､アメリカはハワイを併合してしまいました。つまり、大量の移民は、その国を転覆させる危険があると言うことです。自民党と民主党の１０００万人の移民を日本が認めると言うことは、政府が転覆される危険があると言うことです。従って、鈴木政洋は、大量の移民は認めません。オーストラリアのように、制限を加えるべきです。
Ｈ２４．２．１２
著者 田母神俊雄、勝谷誠彦、川村純彦、松島悠佐 初版平成２１年５月２日 発行所 アスコム
感想
Ｐ７９ 海上衝突予防法は、１対１の船舶のルールです。１対多のルールは存在してません。従って、１対多の法律を作るべきなのです。イージス艦「あたご」は、どんなに頑張って梶を切っても、相手を避けるには４００メートル以上かかります。従って、清徳丸などの漁船群をあたごが避けることは極めて困難で、事実上不可能です。それなのに関わらず当時の首相やマスメディアは自衛隊のあたごが悪いように宣伝しました。この本にはこのように記載されています。「海の男達の暗黙の了解で、大きな船はまっすぐ行きます。しかしスピードを落とします。だから小さい船は避けて下さいと。海上衝突予防法の欠点を補っています」このことは、鈴木政洋は予想していましたが、次のことは知りませんでした。清徳丸の「お父さんの方は、脳梗塞をやったことがあって身体がちょっと不自由だった。息子さんの方は、朝の一時四十分まで酒を飲んでいて、四時に出向したと聞いています。」田母神さんが石破さんに「ですから私は、会議で指摘しました。「本当のことを言えばいいじゃないですか」と。すると石破さんが、非常に不愉快そうな顔をして、「私のところにもそういうメールが百通も二百通もきています。けれど、それを言ったらこの組織は潰れます。」と言い出した。それで私は、言うのを諦めたのです。」と書かれています。最近の裁判で、あたごの乗組員は無罪になりました。当然です。
Ｈ２３．１１．６
著者 矢部宏治 初版 平成２３年６月１５日 発行所 書籍情報社
感想 作者は、「条約に基づく大規模な外国軍の知勇流は、絶対に認めてはならない。それは自国の法体系を破壊する。」と言っています。また、フィリピンの秋の大統領のように、「フィリピンは新憲法で １９８７年２月 外国軍と基地の受け入れを原則として禁じる新憲法を発効しました。」と言う事実に基づいて、日本もそうすれば良いと言っています。しかし、ここに間違いがあります。アメリカ軍がフィリピンから撤退するとすぐに南沙諸島を中国軍が占領してしまいました。資源とシーレーンを狙っていた中共は、アメリカ軍のいなくなった隙を逃すはずがなかったのです。このことを作者はわざと無視しているようです。つまり、アメリカ軍に占領されるのは困るけれども、中共に占領されるのは良いという考えであると言う疑いが強く残ります。このような怪しげな本ではありますが、これだけ詳しく沖縄の米軍基地について書かれている本はありません。写真入りですので、アメリカ軍基地のイメージが良く伝わります。Ｐ９６に書かれているように、「占領はまだ続いている。」と言う沖縄県民の気持ちも分かります。この本を見て、あまりにアメリカ軍基地が多いのかわかります。本来ならば、帝國海軍と帝國陸軍が守るべき場所なのです。アメリカ軍がいなくても、中共軍やロシア軍と十分戦うだけの軍備を用意した上で、作者の言うようにアメリカ軍の常時駐留を無くすべきです。その軍備とは、例えば、原子力潜水艦、原子力空母、核搭載潜水艦の配備です。日本が核兵器を持てば、二度と核攻撃を受けることはなくなるはずです。北朝鮮でも中共でもロシアでも核の報復攻撃は避けたいはずですから。
Ｈ２３．８．２２
著者 渡辺昇一 初版 平成２３年６月２９日 発行所 ＰＨＰ研究所
感想 Ｐ１５～１６騎士道精神が流れている国際法 中世の戦争は騎士道に基づき、戦争した国はどちらがいいとか悪いとかいわず、「庶民を殺した」「不法な略奪をした」というような戦争中の不法な手続きのみを問うようになった。勝った方が話し合って土地を取るなり、賠償金を取るなりしてもいいけれども、負けた相手を裁くという発想はない。これが国際法の基本中の基本と位置づけられる。・・・日本の武士道と西洋の騎士道は相通ずるものがあり、イギリスとは、意志が通じ合っていました。しかし、アメリカは中世の騎士道精神がないので、平気で国際法を破ったのかもしれません。
Ｐ３６ペリーが本国に送った建白書に「捕鯨船、其他船舶の避難所及び糧食、薪水等の需要品補給の港湾を、一箇所及び数カ所得る事は、必ずしも至難の技ではない。万一日本政府が、本土に於いて之を肯ぜず、猶お兵力に訴えてもと言う場合に、日本の南方にて、良港を有し、飲料水、及び食料を得て、便宜ある島嶼十二箇を占領し、軍艦の屯所作り、面して後徐に其の目的を達すべく手段を廻らすこと」とあり、大東亜戦争で沖縄の占領でその目的を達したと言えます。ここで言う南方とはもちろん沖縄のある南西諸島のことです。Ｐ５１ 明治35年日英同盟を結んだことは、世界を驚かせました。イギリスは、今まで同盟を結んだことが無く、しかも、初めて同盟を結んだのが白人でなく、黄色人種と言うことです。イギリスが奴隷制度をいち早く止めたことと、イギリスにも日本にも皇室があったことが関係あると思います。Ｐ６４ アメリカでアイルランド移民などが、西に行けば、誰も住んでない土地があると言って西に行ったら、シナ人の村があった。そこで、白人の移民がシナ人の村全部を殺して土地を奪ったという事件があっても、清国は抗議しなかったそうである。つまり、清国は、モンゴル人の肯定であり、シナ人はその下の民族だった。従って、モンゴル人はシナ人の生死を気にしなかったと言うことである。しかし、日本人の移民は、そうはいかず大正2年から、カリフォルニア州は日本人移民の土地所有を禁じた。しかも、アメリカ国籍になった子供にも土地所有を認めないという人種差別政策を行いました。Ｐ８６ 盧溝橋事件の後も、シナ軍の軍事挑発が続き、通州で２００人以上の日本人が、猟奇殺人、強姦殺人なされ、その後第二次上海事変が起こった。そのとき、三国同盟を結んだはずのドイツ人の参謀が蒋介石軍を援助していました。ドイツは日清戦争の後、遼東半島の三国干渉し、上海事変でも、日本をいたぶったことになります。ドイツは、警戒すべき国なのです。また、ロシアは満州→朝鮮半島と日本を侵略しようとし、大東亜戦争では日ソ不可侵条約に違反し、満州国侵略及び千島・樺太侵略を行いました。イギリスやインドは、日本に害を与えたことはありません。アメリカは、アメリカ国内の排日運動や原爆投下などの虐殺を行いました。ドイツは三国干渉、同盟国であるのにも関わらず日本の敵の蒋介石に軍事援助をしていました。ゾルゲ事件もそうです。Ｐ８８ 蒋介石は、上海事変で負けた後、町や村を焼き払い「清野作戦」と称する焦土作戦をしながら、国民政府の首都・南京まで逃げた。それを日本軍が追い、南京を一挙に占領した。・・・つまり、南京虐殺は、国民政府の行った焦土作戦（虐殺）を日本軍に罪をなすりつけたのです。もちろん、南京虐殺などそんざいしなかったのです。Ｐ１３１ ＧＨＱで、日本の弱体化を手伝った日本人に大盤振る舞いの給料を与え、日本人自身に日本を裏切らせませました。そして、大東亜戦争は、日本が全て悪かったことに歴史を塗り替えようとしました。日本人は、早くその呪縛から解かれる必要があります。
Ｈ２３．７．３０
著者 福島香織 初版 平成２３年３月１日 発行所 扶桑社
感想 Ｐ３：「中共の一流記者は株で儲け、二流記者は広告で儲け、三流記者は紅包（賄賂）で儲け、四流記者はアルバイト原稿で儲け、原稿だけで書く記者は五流・・・。」という戯れ歌があるそうです。文明国の記者とは大いに違います。しかし、日本の記者もだんだん中共の記者に近づいていそうで空恐ろしいです。Ｐ２４：中共のマスコミは「ａｎｇｅｌ ｇｉｒｌ」という実在しない在日アイドルを捏造したそうだ。中共では、「ａｎｇｌｅ ｇｉｒｌが日本のエンタメ市場から排除されているといっている。」と言っています。つまり、中共とアメリカの行った南京大虐殺をでっち上げの延長上です。Ｐ１５２：チベット騒乱報道で、国家安全部から記者に「書くな」と警告があったそうです。
この本で分かったことは、中共のマスコミは中国共産党の宣伝部です。しかし、中には、真面目な記者がいて不正や悪と闘っているそうです。
Ｈ２３．７．１０
著者 若宮健 初版 平成２２年１２月１０日 発行所 祥伝社
感想
Ｐ６３、「小沢氏にパチンコの規制緩和を持ちかけた李大統領」・・「パチンコ産業の規制強化の影響で、在日同胞が苦境にあえいでいる。」と李大統領が小沢氏に話しました。民間の博打は法律違反なのに、汚職や政治家への献金に支えられていることが分かりました。Ｐ１０７ オムロンが提供している「顔認証システム」を使って、出玉の調整をしています。玉が出なくて止めそうになると玉を出し、儲けすぎの人には玉があまり出なくなるようにします。この調整をした時点で賭博だけでなく詐欺（八百長）になります。Ｐ１４８ パチンコ行絵会のアドバイザーには自民党員よりも民主党員の方がたくさん入っています。政治献金の温床になっている可能性が高いです。パチンコ依存症になると、家庭の生活費を使い込んだり、サラ金や闇金に手を出して、財産を失ったり、殺人をしたり、自殺をしたり、しかも競輪や競馬ならば、地方自治体の収益になり良いことにも使われますが、多くのパチンコ店の収益は在日韓国・朝鮮人の収益になり、北朝鮮にも送金されています。
Ｈ２３．７．３
著者 西村幸祐 初版 キリスト教歴２００３年９月１９日 発行所 オークラ出版
感想
Ｐ２８対馬は韓国領土だ。
Ｐ５１キリスト教歴１９５１年８月１０日付けでラスク国務次官補が「独島、又は竹島ないしリアンクール岩として知られる島に関しては、この通常無人島である岩島は、われわれの情報によれば朝鮮の一部として取り扱われたことは決してなく、１９０５年頃から日本の島根県壱岐支庁の管轄下にあります。この島はかつて朝鮮によって領有主張がなされたことは思われません。」ラスク書簡
Ｐ７８ 収容所で見た日本人妻・・韓国人と結婚し、朝鮮戦争で夫を失った日本人か収容所に入れられた。
Ｐ９１ 強姦大国韓国
Ｐ９２ イギリス人女性ルーシー・ブラックマンが殺害された事件において、容疑者が在任地韓国人であったという事実が日本ではほとんど報じられていない。イギリスでは、容疑者が日本人ではなく在日韓国人であると報道されています。
Ｈ２３．４．１０
著者 西村幸祐 初版 キリスト教歴２００３年９月１９日 発行所 オークラ出版感想
Ｐ２３ 四川大地震で、成都から裕福な漢人が韓国に大量脱出していたそうです。漢人が個人主義であることがよく分かります。
Ｐ２６ 曝かれるヤラセ救出映像・・中国は伝統的に誤魔化すのが得意です。科挙制度ができて、管理制度ができた段階で、汚職の伝統が始まったのです。そして、この汚職を隠すための行動の１つがヤラセです。
Ｐ３３ 震災後仮設トイレも設置されているのに野糞をしています。・・びっくりとしか言いようがありません。
Ｐ３８ 多くの小中学校の校舎が倒壊したのは、手抜き工事が原因です。業者と役人と警察の癒着・賄賂が原因です。被害者の家族が抗議しても、人民解放軍や公安警察が許さないし、被害者やマスコミを倒壊現場に近づけさせません。不正を隠蔽しているのです。民主党政権の行動様式とそっくりです。
Ｐ４２ 石平氏「中国大虐殺史」の中で毛沢東が「一村一焼一殺」を紹介していて、村を襲って村長の家財を略奪し火を放ち、村民の目の前で村長を処刑する。そして革命税を徴収していく。とあります。
Ｐ５０ 中共には、消防署がありません。人民武装警察の中に消防隊があるのです。火事の中の暴動や略奪を防ぐのです。もちろん、消防隊員は銃で武装しています。先進国では考えられないことです。
Ｐ５９ 長野市で北京オリンピックの聖火リレーがあったとき、日本の警察が暴行を働く中共人を守り、日本人を守らなかったことが書かれています。問題にするべきです。
Ｐ１０９ 中共に創価学会の会員が香港に4万人いるそうです。公明党が外国人参政権を指示するわけが分かります。
Ｈ２３．４．１０
著者 西村幸祐責任編集 初版 平成２１年１１月１６日 発行所 オークラ出版
感想
下の衝撃的な地図（１Ｐ）は、「２０２０年に中華人民共和国予定図」と題されています。「中華人民共和国人民解放軍謹製」とあります。「やはり」と言う印象でした。この地図を日本人全員が知る必要があります。
Ｐ４７は「反日・親中が根を下ろす沖縄」というタイトルです。大東亜戦争中の反米の裏返しで親中を言っているような気がします。中共がパラダイスであるという幻想によって、中共を親しく感じているのではないでしょうか。沖縄の人々も中共に併合されることを喜ぶとは思えません。
Ｐ１０３に「日本人の芽を摘むのは日本人の役人」は、マッカーサーが日本役人を使って、日本人から愛国心を無くし、経済的にも軍事的にも、二度と立ち上がれないようにしようとしたことを意味しています。
Ｐ１６１「神の国アメリカ、神の国日本」・・・１９８１年アメリカの大統領選挙で、レーガン大統領の就任演説を丁寧に逐次語訳した翻訳文を朝日新聞が「詳報」と名付けて全文を転載したことがあります。「詳報」であるはずなのに、次のなんでもない一文がなぜか省略されていました。・・・「今日、この日に、何万もの祈りの会が持たれていることに、私は深く謝意を表したい。われわれは神のもとなる国家（a nation under God）である。これから後も、大統領就任式の日が、祈りの日となることは、適切で良きことであろう。」
・・・アメリカは、政治から宗教分離ができているわけではありません。それと同じ意味で、日本国と神道と完全に政教分離する必要は無いと思います。従って、靖国神社が政教分離の対象になるのは滑稽です。魂という概念は、宗教的な概念だからです。無宗教というのならば、戦死者を弔うという行為そのものが否定されます。
Ｈ２３．３．１３
著者 草薙厚子 初版 平成２２年１１月１５日 発行所 イースト・プレス
感想
佐世保小６女児同級生殺害事件、静岡タリウム少女母親毒殺未遂事件、奈良エリート少年自宅放火殺人事件 などの原因を追及しています。広汎性発達障害は、対人関係を作るのが苦手です。それが原因となって、家族同士、友達同士の気持ちの行き違いが深まりついに、凶行に及んだというのが概要です。この著者のように、事件を深く追及して何が必要か考える態度が大切だと思います。そして、マスメディアの人たちには是非読んでもらいたい著作です。
Ｈ２２．１１．２８
著者 由水常雄 初版 平成１３年7月５日 発行所 新潮社
感想 この本を読むまでは朝鮮人（韓国人）と言う民族があると信じていました。しかし、現在の韓国にあたりに、新羅、任那、百済という国があり、高句麗とは別の国でした。高句麗は、現在の北朝鮮と満州南部にありました。そして、この高句麗が新羅や百済などの国を侵略しました。新羅は、中国文化を受け入れませんでした。受け入れないだけでなく、ヨーロッパの文化を積極的に受け入れました。その頃の日本は、中国の文化も受け入れつつ、新羅や百済の文化も受け入れました。この韓国南部は、日本の文化と似た文化を持っていたと言うことになります。もっと言えば、韓国南部は日本の文化圏と言うことになります。高句麗人とは違うのです。
Ｈ２２．１１．２１
著者 中井俊已 初版 平成２２年８月３日 発行所 学研
感想
Ｐ５４ 「フィンランドの場合、女子は先生に言われたルールどおりに勉強するが、男子はそういうことは苦手で、あまり言うとおりにやらない。だから、成績は女子の方が良くなる。」 Ｐ１７２ 米国の「ボーイズクライシス」、Ｐ１７７ ＮＨＫスペシャル「女と男 最新科学が読み解く性２ 何が違う？なぜ違う？」の紹介がされています。この本を読むと、男女の差がはっきりとあることが分かります。
男子と女子は発達の仕方が違います。女子は、幼い頃から言語の発達が早いのです。２歳くらい違うと言われています。日本は年齢別で学年が構成されていますが、それ以上に男女差があります。もちろん、個人差の方が大きいのですが、男女差は看過できる差ではありません。また、体格も小学校６年生くらいまで、女子の方がよいです。体力は、小学校中学年くらいから女子に追いついてきます。算数など論理的に考える力は、男子の方が優位です。中学校で体格は男子が追いつき、言語能力も中学校から高校で、男女が平等になります。
このような違いがあるから、男女別の教室でその差に応じた勉強の仕方で勉強することに意味があるのです。それが、憲法第２６条「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」の具体化の一つだと思います。
現在の日本の教育は、女子向きのスモールステップの学習がはやっています。これでは、男子の十分な成長を望むことができないのです。日本国全体としては、女子がのびで男子が伸び悩むという事態がおき、国力が低下するのです。男女それぞれの特性に応じた教育が、個人の幸福につながり、さらに日本の国力の向上につながるのです。
Ｈ２２．８．２２
著者 佐々木正明 初版 昭和２２年６月１日 発行所 産経新聞出版
感想 シー：海の シェパード：番犬 海の番犬（シー・シェパード）などと言うおこがましい名前をつけています。シー･シェパードは、グリーン･ピースからあまりにも過激な行動をするために追放された団体です。シー･シェパードは、環境団体を名乗り鯨やイルカ、アザラシなどの命を守ると言っています。場合によっては人名よりも大切だと思っています。米国などは、エコテロリストと呼んでいます。シー・シェパードの旗は海賊旗です。旗は正体を表しています。環境を名乗ると正義の味方だと思い込むのが間違いだとよく分かります。もっと多くに人にこの本を読んでもらいたいです。
Ｈ２２．８．２
著者 堤未果（つつみ みか） 初版 平成２２年１月２０日 発行所 岩波書店
感想 アメリカの医療制度が金持ち優遇で、貧乏人はまともな医療を受けられないことは知っていましたが、大学の学資ローンがひどい制度であることは知りませんでした。金利が高く、滞納すると大学の単位と連動し、単位までも認められなくなるようです。更に、金利の低い金融機関に借り換えることもできないそうです。
もう一つ、知らなかったことは、刑務所ビジネスと言うことです。刑務所が民間に任され、刑務所の犯罪者がただ同然で働かされ、犯罪者から食事代や部屋代までとるそうです。すると、刑務所を出所しても、刑務所で借金をさせられてしまうので、すぐに再犯するそうです。通常の国ならば、刑務所で働けばそれなりの貯金ができるのが当たり前です。ところが、アメリカの刑務所は、別で刑務所で借金ができてしまいます。そして、刑務所で無理な働き方をさせられても、労働基準法は適応されないため、刑務所の運営会社のやりたい放題になっています。恐ろしいことです。日本でも、刑務所を民間に任せる試みが行われていますが、とんでもないことです。是非、全面実施はしないでいただきたいのです。
Ｈ２２．７．４
著者 城山英巳 初版 平成１９年７月２０日 発行所 新潮社
感想 中共の臓器移植は死刑囚から９割提供されているそうだ。そして、共産党幹部が最優先で、次に金持ちの外国人だそうである。賄賂を十分に払う人たちがその後となります。この本には書かれていませんが、ニュースでは中共の法輪功（ファールンゴン、ピンイン：Fǎlún Gōng）を弾圧していて、その逮捕者から臓器を強制的に移植している場合があるそうです。 中共は、法治国家でないことが、この本でよく分かります。賄賂と権力が全てです。権力闘争に負ければ、たちまち逮捕されてしまいます。恐ろしい国です。
Ｈ２２．５．１６
著者 板東忠信 初版 平成２０年７月２０日 発行所 ＫＫベストセラーズ
感想 Ｐ３８：中国人は反省しない 漢民族は平気で南京虐殺事件を捏造してしまう性格が納得できます。 Ｐ６７：日中戦争にみる中国軍の団結力「自軍が優勢であれば勢いづいて勇ましく突き進むのですが、劣勢と見るや指揮系統はとたんに崩壊しますので、これを防ぐために、あらかじめ逃げ出す仲間を後ろから撃ち殺す”督戦隊”という部隊の存在が不可欠だったとのこと。」 家族のためなら、犯罪を犯すことだって厭わない漢族なので、軍隊であっても、家族以外の者を信頼しないということが良く理解できました。個人主義が徹底していますね。そして、信頼できない中共政府だと言うことを中共国民自体がよく知っています。Ｐ１７９：日本で漢族は、同じアパートで同居している相手であっても本名を明かすことはないそうです。恋人同士であってもです。本名を明かすと中共に住んでいる家族に脅迫状が届くこともあるそうです。そして、漢族は夫婦別姓です。夫と妻はもともと他人です。そして、夫婦に子供ができて初めて家族となるのです。家族と言っても母親と子供は確実に家族です。そして、父親は母親が裏切っていないと信じられるときは子供は家族になれます。しかし、母親と父親は確実に家族かどうかは不確定要素がつきまといます。
小沢一郎氏は漢族の行動様式と同じです。つまり、小沢一郎が人民解放軍の野戦軍司令官であるというのも頷けます。小沢一郎行動様式は日本人でなく漢族の行動様式であるのは間違いないことでしょう。言動の内容及び汚職体質などと言うことです。
Ｈ２２．１．２３
著者 所功（ところ いさお） 平成１５年８月２５日 発行所 ＰＨＰ研究所
感想 この本で、天長節と地久節は元号が変わるたびに日が変わると言うことを知りました。
４月２９日天長節・・・現在の天皇陛下の誕生日
３月６日地久節・・・現在の皇后陛下の誕生日
また、明治節が明治大帝の１１月３日で、文化の日ということは知っていましたが、大正天皇の誕生日は設定されていないと思っていました。しかし、
１２月２５日 大正天皇祭として、祝日だったことがＰ４３に書かれていました。やはり、祝日の意味や由来が分かることは大切なことだと思います。
勤労感謝の日（註１）という言い方の方がわかりやすいのかもしれませんが、日本の文化を継承する意味で新嘗祭と言うべきだと思います。
註１：１１月２３日 勤労感謝の日・・・新嘗祭・・天皇が新穀を天神地祇にすすめ、また、親しくこれを食する祭儀。古くは陰暦11月の中の卯の日に行われた。
Ｈ２１．１２．１３
著者 楊應吟（ようおうぎん） 初版 平成１８年１１月１０日 発行所 桜の花出版
感想 著者は台湾人です。日本の台湾統治を公平に書いているので、中国共産党や国民党を理解するのに役立つと思います。Ｐ２１４にある満州の日本資産を共産党が戦利品として手に入れました。中国共産党が国民党に勝てたのは、満州の日本資産のおかげだったことがわかります。Ｐ２４０では、中国が歴代法治国家でなかったことが良くわかります。Ｐ２３８にあるように、日本で教科書問題でいちゃもんをつけて成功したので、今度はベトナムに対して、中越戦争などについて、ベトナムの教科書に「友好的な記述」を求めたそうです。中共の今後の行動を占う資料に感じられます。
Ｈ２１．１０．２５
著者 水谷尚子 初版 平成１９年１０月２０日 発行所 文藝春秋
感想 Ｐ１１ 目の前で見せつけられた拷問。二人のウイグル青年。下半身ばかりが血だらけ。馬のしっぽを陰茎に差し込む拷問。～中共の漢族の残虐さがよくわかります。日本人は行わない拷問です。
Ｐ１０８ 十一人が公開銃殺された。漢人の公安に少女が輪姦を繰り返され気が狂い道路に放置され猛スピードの車にひき殺された。妊娠していた。～十一人は、デモに参加しただけで処刑されました。日本では考えられません。民族浄化政策（ジェノサイド）の一つです。ジェノサイドを行う国が国連の常任理事国なんて考えられません。即刻、常任理事国から外すべきです。
Ｐ１４０ 「痛い。私の足を切って。」 １７歳のウイグル少女。ロブノールの核実験場からの放射能汚染のために間接異常の奇病にかかってしまいました。中共は、地下核実験と称しながら、砂漠で浅いために放射能汚染された砂がウイグル人の村に降り注いだのだ。Ｐ１６８ グアンダナモ基地のウイグル人は中共に帰国すれば、中共政府に殺されるのでアルバニアに亡命することになりました。
中共の恐ろしさがよくわかる本です。また、ウイグル人の東トルキスタン（新疆ウイグル自治区）を独立させたいと思いました。
Ｈ２１．７．２０
著者 池上彰 初版 平成１７年１０月２５日 発行所 ホーム社 発売元 集英社
感想 Ｐ６６ キリスト教歴１７９５年カメハメハ大王がハワイを統一しました。アメリカ人はハワイに入植しサトウキビ栽培を始めました。そして、ハワイ経済を支配しアメリカ人がクーデターを起こしアメリカよりの政権を作りました。キリスト教歴１８９８年アメリカはハワイを併合しました。アメリカの侵略です。このやり方は、中共の満州侵略やチベット侵略などとそっくりと思いました。Ｐ８７ 相次ぐ学校内の銃撃事件では、アメリカの銃社会の怖さを感じました。日本では、秀吉の刀狩り以来民間人は武器を持たないことになり平和な日本社会を作ることができました。Ｐ１０９ アメリカの陪審員制度は、日本の裁判員制度と似ていると思っていましたが、アメリカの陪審員制度は起訴をするかどうかを決めるところと言う話を読んで驚きました。全く、日本の裁判員制度とは異質なものでした。Ｐ１２７には、アメリカンインディアンに対する弾圧・虐殺の歴史、Ｐ１３２では、大東亜戦争が勃発すると日系アメリカ人を強制収容所に入れたことが書かれています。Ｐ１４４では、黒人問題。Ｐ１８２では、オバマ大統領が嫌っているヘッジファンドタイやインドネシアの経済を破壊し、政情不安定にしました。
Ｈ２１．５．３
著者 今野浩 初版 平成２１年４月８日 発行所 日本経済新聞出版社
感想 文化系の人々は授業に出席しなくても単位が取れたりする場合が多いです。勉強しなくても卒業できてしまいます。そして、口先だけで楽をして、外資系の企業に入って儲けました。そう、バブル期は儲かっていました。投資会社が理系の学生をヘッドハンティングしました。しかし、今は、解雇です。一方理工系は、真面目で実験や講義を受けなくては単位を取れません。そして、就職してもそれに見合う給料はもらえません。そして、理工系離れが定着したのです。このまま理工系離れが続けば、日本経済は大打撃を受けます。小中学校の理科の授業の問題はほんのわずかな問題です。それが、本質の問題のように文科省はすり替えようとしています。主は経済界の問題です。理工系の企業における給料を上げ、その能力にあった待遇に処すべきです。口先だけで儲けている連中は首にするか給料を下げるべきです。
Ｈ２１．５．３
著者 さいわい 徹 初版 平成２１年３月２６日 発行所 マガジンハウス
感想 ダライ･ラマ１４世の半生の概要がわかってよいです。また、中共のチベット侵略の方法もわかります。
Ｈ２１．４．２６
著者 高田 純 初版 平成２０年７月１４日 発行所 医療科学社
感想 ウイグル人の人権（命）を無視した中共政府を恐ろしく思いました。Ｐ２６に・・ウイグルの急性死亡は１９万人以上とあります。そして、地下核実験と言っても砂漠で地下が浅ければ、放射能汚染された砂漠の砂塵が近隣のウイグル人居住区に降り注ぐということにも、驚きました。このような中共政府に、日本の大東亜戦争を裁く権利はありません。まず、現在行っているチベット人やウイグル人、モンゴル人などに行っている残虐行為をやめるべきです。
Ｈ２１．４．１９
作者 ローワン・ジェイコブセン 初版 平成２１年１月３０日 発行所 文藝春秋
Ｐ８０：ミツバチにつくダニを退治するための薬を使うとダニまで弱らせてしまいます。キリスト教歴１９９０年「アピスタン」は、大半のダニを殺しましたが、ミツバチも弱られました。しかし、わずかに生き残ったダニは抵抗力を持つようになりました。その抵抗力を持ったダニが繁殖し、「アピスタン」は、役に立たなくなったしまいました。Ｐ１２０：高濃度のイミダクロプリドを餌に混ぜると、ミツバチは巣に戻ることが出来ませんでした。Ｐ１５６：中国産峰蜜の無作為標本からスーパー抗生物質（註１）シプロフロキサシンが検出されました。中共産の蜂蜜は、要注意と言うことです。 Ｐ１９０：ミツバチの消化システムに存在する善玉乳酸菌を育てるには、ラズベリーなどの花粉も必要。つまり、善玉乳酸菌は、ミツバチに必要な栄養素を作ります。そして、その善玉乳酸期に必要な食べ物が必要だと言うことです。
ミツバチが大量に死んだのは、巣に帰ることが出来なかったこと。農薬の影響などの複合的な原因によるということが書いてあります。
註１：炭疽菌の治療薬
Ｈ２１．３．８
平成7年１２月８日初版発行 発行所 河出書房新社
写真を中心とした記録です。Ｐ１２７では、マッカーサーが労働組合を作ったのですが、公務員がストライキをして腹を立て、公務員の労働争議を禁止しました。その弊害が現在まで続いていると思うと情けないです
Ｈ２１．３．８
原作 水島総 作画 前田俊夫 制作・監修 映画「南京の真実」制作委員会 初版 Ｈ２０．１２．２４ 発行所 チャンネル桜エンタテインメント
感想 中国共産党や中華人民共和国の謀略の理解の参考になりました。また、当時のドイツやロシアの策略、そして、現在の米国における中共・韓国などのロビー活動の怖さについて考えさせられました。今後の日本が中共などのプロパガンダに負けない国作りをしないといけません。
Ｈ２０．１．１１
著者 水谷修 初版 Ｈ１０．１１．１５ 増補版 Ｈ１９．１０．１５ 発行所 高文研
感想 Ｐ１６ でも今、「第六次薬物汚染期」で急激に増えているのは、「ドラッグに救いを求める子」です。学校や家庭でのいじめや虐待、さまざまな辛さから逃げるために、処方薬をはじめとしたさまざまな薬物、、違法薬物であるマリファナや覚醒剤などに救いを求める若者が増えています。～子供だけの問題ではないと言うことを感じました。 Ｐ２５の「日本における主な薬物乱用の歴史」は、全体を知るのに役立ちます。Ｐ１９２の「薬物乱用の進行にあわせた対処法」も参考になります。Ｐ１７１の「薬物乱用は愛の力で克服することが出来る。」では、薬物依存症は秒である病気であり専門家の力ではじめて解決する問題です。Ｐ１９９ではダルク（全国薬物依存症者家族連合会）の紹介をしています。最近は、携帯やインターネットの普及でドラッグが比較的簡単に手に入るようです。保護者がそのような事態になっていることを自覚し、相談できる機関が必要な気がします。
Ｈ２０．１．５
著者 渡部昇一＆田母神俊雄 初版Ｈ２０．１２．２９ 第二刷Ｈ２１．１．７ 発行所 海竜社
感想 Ｐ４９「もし日本が侵略国家であったというのならば、当時の列強といわれる国で侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋合いもない。」と田母神氏は述べている。これを正確に報道しているテレビや新聞に触れることがなかったです。聞いたのは「田母神氏は日本が侵略国家でないといっている。」というねじ曲げられた報道しか、聞いていないです。Ｐ５４の遡及裁判、事後法の禁止 Ｐ５６「ハルノート」は、蒋介石の意向が強く反映している Ｐ５７昭和２６年５月３日マッカーサーは「日本が戦ったのは安全保障のためだった」と証言した。 Ｐ７１盧溝橋事件を仕掛けたのは中国のコミンテルン Ｐ７７村山談話の正体 Ｐ８４そのときの元日本兵が「皆さんを捕虜収容所で苦しめた人たちは、みな私刑になりました。」と言ったので、元イギリス人捕虜は非常に驚き、「私たちはたしかに待遇の悪い、ひどい目には遭いましたが、日本兵も贅沢をしていたわけではありません。、捕虜を監督していた人たちは私刑になるようなことはしませんでした。」と言い、自ら靖国神社に参拝してくれたのです。～今までそんな話は聞いていない。聞かされていないと思いました。 Ｐ９２サンフランシスコ講和講和条約第十一条後半に基づき、無期禁錮刑、私刑になった戦犯個人も無罪になっていますが、死刑になった人は残念ながら甦ることが出来ません。～イラク戦争の後の米国の態度を見れば分かると思います。イラクで東京裁判はやりませんでした。イラク人がフセインの処刑を行いました。軍事裁判という形は取りませんでした。 Ｐ１２６「今、自衛隊の士気がいくら低下してもかまわないと思っている人たちによって、自衛隊の士気を低下させる作業が全国規模で行われている。「自衛隊の歴史観や思想信条が政府見解と合致するかどうかチェックするという行為は、まさに士気を低下させる作業そのものです。～まるで、日本が共産主義国家になったような状況に思えます。 Ｐ１８１ 今、水面下で言われているのが、核のシェアリングです。これは、米国の核兵器の発射ボタンを共有するというもので、「ﾆｭｰクリア・シェアリングシステム」と呼ばれ、ＮＡＴＯの一部の国で行われているようです。一部というのは、今のところ、ドイツ、オランダ、イタリア、ベルギー、トルコの五カ国です。米軍の核兵器を使って日常的に訓練していて、これらの国が核恫喝を受けた際には、米国がその国に決められた核兵器を引き渡すというものです。～日本も考えないといけないことだと思いました。米国か拒否するようならば、日本が直接核兵器を持たないといけないことになるでしょう。そうでないと、北朝鮮や中共、ロシアから核の恫喝を受ける可能性があるます。実際、金正日も東京を火の海にしてやるか、ロシアの要人が北海道を核攻撃するようなことを言っていました。
Ｈ２１．１．５
著者 三上岳彦 Ｈ２０．１０．２５ 初版 技術評論社
感想 Ｐ９６～１０４ 気温がキリスト教歴１９０１～２０００年の１００年間で、東京は３度上昇し、ニューヨークでは１．６度上昇した。世界の平均気温は０．６度上昇しました。これは、都市のヒートアイランド現象です。最低気温の上昇が問題だそうです。最低気温が上昇するために翌日の気温が上がってしまいます。アスファルトやコンクリート、冷暖房などが問題なようです。ＮＨＫなどキャンペーンしている地球温暖化の話と随分違うという印象です。Ｐ１０８に気化熱の効果が弱まっているとも書かれています。昔のような砂利道ですと、降った雨は地面にしみこみじわじわと気化熱で気温を下げます。また、庭も同様です。地上に降った雨が、地面に染みこめば水蒸気が発生し、湿度が上がります。Ｐ１２１ 広域化する首都圏のヒートアイランド・・・私たちの研究グループでは、８つの大学・研究所が協力して昭和１８年夏から首都圏とその周辺の約２００カ所の小学校百葉箱に自動記録式温度計を設置し１０分ごとの気温を同時測定しています。・・・・本当の地球の平均気温なんて測れるものだろうかと思いました。また、高層ビルが海風を妨げ気温の上昇させてしまうと言う話も新鮮でした。地球温暖化が誇張されていると言うことは分かりましたが、ヒートアイランド現象そのものは問題です。都市計画を考え直す必要性を感じました。
Ｈ２０．１１．１７
著者 ＮＨＫスペシャル「ワーキングプア」取材班 Ｈ２０．７．１１ 初版発行 ポプラ社
感想 Ｐ２５ ＩＭＦは、誰の味方かということを思いました。まるで、一部の金持ちのための機関だと思えました。
Ｐ５８ 韓国の人材派遣をＩＭＦに指導されたのを、経団連が模倣したのだと思えてきました。Ｐ１２０ 英国ではワーキングプアを解消するために、日本のように職業訓練所ではなく社会的企業を作りそこで職業訓練を行い賃金も受け取ることができます。日本とは格段の違いです。Ｐ１３５ 日本のスクールカウンセラーは、家庭まで踏み込み権限を持ちません。しかし、英国のメンター（スクールカウンセラー）は家庭まで踏み込んで、保護者の養育態度なども指導します。日本では、形だけのスクールカウンセラーで、家庭まで踏み込むことは不可能に近いです。従って、家庭に問題があって子供が学校で不適応をしている場合は、解決が極めて困難となっています。
日本には、ひとつひとつの問題を解決するためにきめ細かい対策を立てることが大切であることがよく分かります。「対策をしたよ。」というポーズの法律や政策なんて要りません。解決するための法律や政策が必要なのです。
Ｈ２０．９．２８
編者 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 平成１７年４月３０日 初版発行 ふきろうの本 河出書房新社
感想 Ｐ６２ 「アラビア数字」ってなんだろう ・・・アラビア数字は、ゼロを発見したインドで生まれた引導数字が、イスラム文化を経由してヨーロッパに伝わった数字です。インド数字の原型は紀元前２世紀にさかのぼります。・・・・・中略・・・・・「アラビア数字」の名前は、この数字と記数法をアラビア語を中心としたイスラム文化から学んだヨーロッパ人がつけた名前です。アラビア語では、このアラビア数字を「インド数字」とよんでいます。
これを読んで、びっくりしました。今まで、アラビア数字はアラビアでできたのだと信じていました。ヨーロッパの歴史観をそのまま受け入れてしまってはいけないんですね。
Ｈ２０．６．８
著者 中西貴之（なかにし たかゆき） 平成１９年１０月２５日 初版 第１刷発行 発行所 技術評論社
感想 Ｐ２１ 人口合成有機物ＤＤＴ（昭和１４年開発）は、害虫駆除や公衆衛生に有効だと分かり、大量に散布されました。あまりに大量なため自然界で分解しきれないと思われていましたが、昭和２５年頃ＤＤＴ分解菌が生まれていることが発見されました。遺伝子というものは、どんどんと変化していくものであると言うことです。そして、環境が変化すると遺伝子が変わりやすく（Ｐ２２）なります。ここで疑問です。もしかすると人間の中でも遺伝子の変化が起こり、人間の一生の中で、人間の細胞の一部の遺伝子が変化するのではないかと言うことです。そして、その遺伝子が子供に受け継がれる可能性があるのではないかと言うことです。先回の冬、ロシア型インフルエンザの流行が懸念されましたが、あまり感染しませんでした。親の代では、ロシア型の免疫を持っている人が多いようです。しかし、細菌ロシア型は流行していないので、今の子供は免疫を持っていないはずです。しかし、流行しなかったと言うことは、ロシア型の免疫を持った親がロシア型インフルエンザの免疫を作りやすい遺伝子を獲得し、それを子供に受け継がせたのかも知れないとも考えられます。
Ｐ５７ 糞便１グラムの中に１兆個の細菌－－－腸内に１００兆～１０００兆個の細菌－－－人間は６０兆～１００兆の細胞からできている。 このようなことから
考えると、まるで人間は「細菌の中に咲いた花」のような感じですね。
Ｐ１１１ ウミツバメの一種であるアバリアスを内臓と肉を取り出した皮下脂肪だけにしておいたアザラシのおなかの中に詰め込み、アザラシの腸で作った丈夫な糸で縫い合わせます。このアザラシを土に埋め、上から石の重しを載せて数ヶ月発酵させます。すると、酸菌、酪酸菌、酵母菌などの働きでビタミン豊富なキビヤックができます。・・・・細菌からビタミンができると言うことです。食べ物の中にあるビタミンよりも微生物が作るビタミンの方が多いような気がしてきます。
Ｈ２０．３．２４
著者 櫻井よしこ 平成１６年７月１日第１冊発行 ダイヤモンド社
感想 国立大学法で国立大学の法人化を行い。文科省の承認を得た研究でないと研究費が出ないなど考えさせるという問題点を提起していました（Ｐ６６）。例えば、技術系の研究には企業から資金が出る場合もありますが、基礎研究ではなかなか厳しいと予想されます。更に、文化系の研究（哲学とか）に企業が資金を出すとはとても思えません。また、文科省の天下り先を作るのにも役立っているということです。
他にも薬害エイズの予期せぬ展開（Ｐ２００）では、帝京大学もと復学中の安部英氏が心神喪失で、裁判が中止され薬害エイズの解明が頓挫してしまった。あるいは、させた（？鈴木政洋の意見）と言うことが書かれていました。厚生省の悪事を徹底的に洗い出すことができなくなってしまいました。
台湾が国民党の台湾から台湾人のための台湾に変貌しつつあるかとが書かれたありました（Ｐ２１３）。
改めて、考えさせられる本です。
Ｈ１９．１２．３１
著者 藤田紘一郎 平成１９年８月１５日第１版第１刷 廣済堂出版
感想 インターネットや図書などで、腸内細菌がビタミンを作っているのではないかと思っていましたがはっきりしたことが分からないでいましたが、ビタミンを合成する大腸菌（Ｐ５４）がいると記載されていました。この本を読んで感じたことは、人間も宇宙を作っていて、物質のリサイクルを人間＆バクテリア＆ダニなど＆細菌＆かび・・・・などと共同して行っていると思いました。以下、気になった内容を記載しておきます。
Ｐ５３ うんこ１グラムあたり１兆個近く、５００～１０００種類のばい菌、大腸に１０００兆個以上で、１．５キログラムのばい菌。
Ｐ５４ ビタミンを合成する大腸菌がいる
Ｐ２００ エアコンが効いている部屋にばかりいる子供は、低体温が多い。
Ｐ２２９ 誰にでもいる顔ダニ～余分な脂肪の掃除屋さん。
Ｐ２４０ 旧東ドイツと西ドイツと比べて、旧東ドイツの方が花粉症や喘息などの子供がずっと少ない。旧東ドイツは子供の体内に寄生虫が多い。
Ｐ２５２ ダニの唾液に抗アレルギー剤が含まれている。
Ｐ２５５ ウジ療法～糖尿病が原因で壊死した部分を取り除くのにブラシでとり抗生物質で感染を防いでいた。しかし、今は、抗生物質で感染を防げない場合が出てきた。そのとき、ウジに壊死した部分を食べさせる治療法がある。（ウジがさなぎになる前に取り除く）
Ｈ１９．１１．１９
著者 ヘンリー・フォード 訳 豊土 栄 平成１２年１２月２０日初版発行 創英社／三省堂書店
感想 大量生産方式を初めて生んだヘンリー・フォード。金持ちだけの車から、大衆のための車、社長だけの会社から授業員のための会社。銀行とのつきあい方 など 現在の社会情勢にも示唆を与える良書です。
Ｈ１９．１０．１
著者 ＮＨＫスペシャル「ワーキングプア」取材班 Ｈ１９年６月１１日初版発行 ポプラ社
感想 大企業や中小企業が儲けるために、人材派遣会社の社員を雇う。正社員よりもずっと安い給料。それで、中小企業は息をつないでいます。しかし、それは働くがわにとっても雇う側にとってもよくないことです。低賃金と言っても、法律違反の低賃金、給料を払わない違法なサービス残業。長時間労働など、憲法に保障された権利をも奪うものだと思います。
〔生存権及び国民生活の社会的進歩向上に努める国の義務〕第25条すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
２ 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
〔奴隷的拘束及び苦役の禁止〕第18条何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない
本来は、付加価値の高い産業に移行していく必要があったのです。それを政府や自治体が支援する必要があるのだと思います。その方法について、考えてみる必要があると思います。
Ｈ１９．１０．１
著者 小倉正行 平成１９年９月２日発行 宝島社
感想 中国産の鰻（ウナギ）や生姜（しょうが）が危険なことは聞いたことがありましたが、牛肉のＢＳＥなど、様々な食品の危険性について、詳しく調べてあるので参考になりました。
Ｈ１９．８．２０
著者 ロナルド・シェイファー 訳者 深田民生 初版発行 平成８年４月２５日 草思社
感想 アメリカの立場を冷静に考えた著作だと思います。なお、日本の空襲のみを表した本ではありません。民間人を巻き込んだ空襲に対するモラルの崩壊の過程を分析した本だと思いました。
Ｈ１９．８．２０
著者 新谷弘実（しんや・ひろみ） 初版発行平成１７年７月２０日 サンマーク出版
感想 腸内細菌の重要さを初めて知ることができました。また、酵素が腸内細菌によってもできると言うことを知ったのは新鮮でした。
Ｈ１９．３．１０
著者 新谷弘実（しんや・ひろみ） 初版発行平成１９年１月１５日 サンマーク出版
感想 次のことが、特に印象に残りました。エンザイムは摂氏４８度から破壊が始まるＰ１３４、濃縮還元ジュースとビタミンとエンザイムＰ１４２～ジュースを煮詰めて濃縮する段階でビタミンとエンザイムが失われてしまう、ファイトケミカルＰ１５２、日本人が知らないトランス脂肪酸の恐怖Ｐ１６８、電子レンジに抱く「一抹の不安」Ｐ１７２～電磁波により部分的に高温になることによって健康に悪い部室ができそう！
Ｈ１９．３．１１
著者 Ｊ・フィネガン博士 訳・解説 今村光一 Ｈ１０．１１．１６発行 中央アート出版社
感想
脂肪酸についての基本的なことがわかります。細胞膜がトランス脂肪酸に置き換わっている図に衝撃を感じました（Ｐ６３）。必須脂肪酸の話も新鮮でした（Ｐ９１）。ボブック食い殺される先進国（日本の油脂食品の現状調査報告、巻末）は、日本の実際にある商品に含まれトランス脂肪酸・脂肪酸組成が載せられており、参考になると思います。
Ｈ１９．２．１７
「ユリシーズ賞」受賞作
著者 陳桂棣 春桃 発行 文藝春秋
感想
農村戸籍と非農村戸籍があり、差別を受けていることに驚いた。都市に出稼ぎに行っている人は１億２千万人、農村戸籍の者が都市に住んでも義務教育費は全額個人負担。農村の汚職が激しく、税金も地方で勝手に取られてしまう。水戸黄門に出てきそうな役人・警察・裁判所が結束して汚職を行っている。中華人民共和国がどんな国なのか、内情を知ることのできる良い本です。
Ｈ１８．９．１８
「初めは友好的に振る舞い、そのうち暴力的になる」 それはさながらこの世の地獄だった
著者 マイケル・ダナム 発行 講談社インターナショナル株式会社
感想
中国共産党は、弱小国をいかに侵略したか分かると思います。弱い者に対してどのようにするのか。天安門事件、平成17年３月１５日天安門事件講義の「スパイダーマン」に禁固刑、香港（ＣＮＮ)など数々あります。
Ｈ１８．９．９