東京電力の平成23年3月11日の時点の幹部が、原子炉に一番詳しい東芝の磯子エンジニアリングセンターの協力を断り(註1)ました。衛星通信回線で結ばれていたので、この協力を得ていれば水素爆発は防げたはずです。こともあろうに衛星通信回線の1つを切ってしまったのです。さらに、菅直人首相も東芝の磯子エンジニアリングセンターの援助を受けようとしませんでした。東芝の援助を受けたのは水素爆発を起こしてずっとしてからです。
菅直人民主党政権があまりに、反核政策(革命政策:菅直人首相は北朝鮮型革命を起こしたいらしいのです)を行いたい一心で東芝の磯子エンジニアリングセンターの協力を得たくなかったのではないかと邪推したくなります。菅直人首相は、日本人に間違った原発や放射能の認識を植え付けました。効果的にです。その効果のために日本中の原発が停止してしまいました。菅直人首相が退陣して野田首相になってやっと1つの原発が稼働しただけです。このような状況では、日本経済は破綻し、中共や北朝鮮、韓国などに領土を侵略されたりする可能性が高まります。このような状況を少しでも防ぐためにこのページを作りました。
H25.1.1
シーベルト【sievert】
放射線の人体や生物に対する線量当量の単位。国際単位系の組立単位。100レムに等しい。記号Sv
1Sv=1000mSv(ミリシーベルト)=1000000μSv(マイクロシーベルト)
1mSv=1000μSv
ベクレル【becquerel】
(A.ベクレルの名に因む)放射能の単位。国際単位系の組立単位。1秒間に1回崩壊する放射能の強さが1ベクレル。1キュリーは3.7×1010ベクレル。記号Bq
H25.1.1
平成23年4月に放射性セシウムの暫定基準を民主党菅直人政権は出しました。しかし、放射線はセシウムだろうとカリウムだろうと炭素だろうと同じ放射線を出します。すべてベータ崩壊なのです。政府の基準は異常に厳しいのです。自然放射能よりも厳しいのです。これは、原発反対運動のためのプロパガンダとしか思えません。下のデータをご覧になれば分かることだと思います。H25.1.1
CTスキャン | 4~30mSv |
ブラジルのガラパのリビーチ | 30mSv |
体重60キログラム | ||
(食物から摂取) | ||
人体の放射性カリウム40 | 4000Bq/60Kg | 67Bq/Kg |
人体の放射性炭素14 | 2500Bq/60Kg | 42Bq/Kg |
人体の合計 | 6500Bq/60Kg | 108Bq/Kg |
ブラジルナッツ | 244.2Bq/Kg |
バナナ | 304Bq/Kg |
放射性物質 | 半減期 | |
セシウム137 | ベータ崩壊 | 30.1年 |
カリウム40 | ベータ崩壊 | 12.48億年 |
炭素14 | ベータ崩壊 | 5730年 |
放射性セシウムの暫定規制値と | ||||
その元の計算データ(民主党) | 単位はBq/kg | |||
Cs134+137 | 暫定規制値 | 成人 | 幼児 | 乳児 |
飲料水 | 200 | 201 | 421 | 228 |
牛乳・乳製品 | 200 | 1660 | 843 | 270 |
野菜類 | 500 | 554 | 1688 | 1540 |
穀類 | 500 | 1110 | 3830 | 2940 |
肉、卵、魚介類、その他 | 500 | 664 | 4010 | 3234 |
出典)須賀・市川(2000) |
放射性セシウム新基準値 | |
(H24.4民主党実施) | |
食品群 | 基準値 Bq/Kg |
飲料水 | 10 |
牛乳 | 50 |
一般食品 | 100 |
乳児用食品 | 50 |
註1:吹き飛んだ将来の飯のタネ 東芝・日立は戦略見直しへ(エキサイトより引用 2011年3月29日 09時15分 )
福島第1原子力発電所の危機により、原発を設計し造ってきた東芝や日立製作所などのメーカーは、少なくともこの先5年の経営計画を見直す必要がある。(「週刊ダイヤモンド」編集部 片田江康男、小島健志、柴田むつみ)